甲子園高校野球交流試合で、15日の第2試合に出場した磐城(福島)では、前監督の木村保 氏(50)が試合前のノッカーを務めた。木村氏は選抜大会出場が決まった時の監督。特別な計らいで、一度は失ったはずの舞台に立った。選手と同じユニホーム。背番号はなし。木村氏はバット2本を握り、甲子園の左打席に入った。1本は内野用で、選抜出場記念として母校でもある磐城の野球部同期から贈られた。もう1本は外野用で、監督の...