巨人 鹿取新GMに感じる不安

 
 
 

鹿取GMに期待する声もあるが個人的には懐疑的。
鹿取は自己主張が強いタイプではないため、独自のビジョンを描いてそれに反するものは短期的には最適であったとしても排除しビジョンに忠実であり続けられるだろうか?
どちらかと言えば読売上層部にとって使い勝手のいいイエスマンGMになる未来しか思いつかない。

 

 
 直近で鹿取が表仕事したのは侍ジャパンの強化試合である世界野球WBSCプレミア12での投手コーチ。

そこで起きた出来事は、小久保監督の暴走。
予告先発でないのに先発をペラペラしゃべる。
投手起用に関して鹿取とのコンセンサス前にペラる。
ブルペンの準備不全など、鹿取がリーダーシップをとった形跡なし。

権藤ほどやれとは言わないが、せめて年下監督の暴走は諌める立場だったはずだし、少なくとも投手運用については口出させない程度の自己主張はすべきだったはず。しかしそれは見られなかった。

 
 自分の役割、責任について強い自己主張を持って仕事にかかり
監督といえども折衝しながら譲れないところは譲れないと主張する
ときには監督より前に出てでもリーダーシップを発揮する

いまの読売に本来求められるGM像はこういう感じ。

ただでさえ新聞屋の社長やら上層部から現場に無理難題を押し付ける社風の読売。

上層部からの無理な要求に対しては現場の盾となり、それでいて現場に服従せずに現場監督らともキッチリ折衝し、安易に短期的最適には流れない。ビジョンを背骨に、軸のブレない中期3-5年計画を遂行させる。
しかし鹿取にそうした資質があるとは、彼の過去の行動から想像できない。
使い勝手の良い中継ぎ投手のような、使い勝手の良い中継ぎGMになってしまう恐れも

 

 

参考: 【巨人】鹿取GM、再建のキーワードは「育成」と「スカウティング」

http://www.hochi.co.jp/giants/20170614-OHT1T50045.html

 
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