勝負の後半戦

今シーズンのリーグ戦も18節を終えて、ようやく折り返しに入りました。

 

まだ先は長いですね。

 

自分が監督になってから、今シーズンで6シーズン目。

 

経験を積み重ねても、まだまだ新しい発見、新しい気づきは尽きません。

 

同一チームで指揮し続けていても、毎年選手が変わればチームも変わる。

 

まさにチームは生き物。

 

過去5シーズンと比べて、チームはどう変化したのか・・・。

 

メンバーで言えば、2013シーズンから現在も残っているのは4名。

 

宮田、田中、皆本、岡山。

 

長い時間をかけて、半数以上のメンバーが入れ替わりました。

 

選手だけでなく、チーム名もホームアリーナも・・・。

 

そうした変化はあっても、アスレらしさに変わりありません。

 

今シーズンは、酒井、上村、そしてジョーが入団し、これまでとはまた異なる魅力が加わりました。

 

現在のチームの強みがどこにあるか推測すると、メンバー構成のバランスの良さ、そして選手のプレーの個性・特徴のバラエティが豊富なことだと感じています。

 

メンバー構成に関しては、ベテラン、中堅、若手の人数バランスが良く、チームのヒエラルキー(段階的組織構造)がしっかりと出来ていること。

 

具体的に言うと、キャプテンの皆本、渡邉、クロモト達の世代を軸として、完山や宮田、田中のベテランが陰から支え、若手が必死についていく、その人数バランスがピラミッド型に出来ているということです。

 

今シーズンは内田、丸山が頭角を現し始め、酒井、上村とイキの良いフレッシュな選手も加わり、チームにフレッシュな空気が増し、チームに勢いと刺激を与えてくれています。

 

次に個性・特徴についてですが、これまでアスレの特徴について、外からよく言われてきたのは・・・

フィジカルが強く、大柄の体格で、個の能力が高い選手たちばかりというのが印象だったと思います。

 

今シーズンは、選手個々の体格も異なれば、プレーの特徴も異なり、点取り屋、ポストプレーヤー、ドリブラー、左利き、シューター、ストッパー、汗かき役、ムードメーカーなど様々なキャラの選手が存在しています。

 

そう言ったメンバー達を、選手の調子や相手との相性、また試合の状況に応じて使い分けることで戦い方の幅が広がりました。

 

特に劣勢の時や膠着状態の時は、積極的に変化を加えています。

 

まだまだ全体的なチームパフォーマンスは過去5シーズンのチームと比べて高いとは言えませんが、

 

グループのバランス、戦い方のバリエーションのお陰で良い勝負が出来ています。

 

逆にその戦い方のチョイス、切るカードを間違えれば、先日のF選抜との試合のように負けてしまいます。

 

なので後半戦は、前半戦以上に結果を残すために、目の前の試合に勝つための最善の選択と、未来の試合で確実に勝つための力作りと、両面でしっかりとやっていきたいと思います。

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