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南紀州

”南紀州”  祥賀谷悠著  本の泉社
筆者の作品は初読み。本作は長編作の第1巻。
主人公は洋子だが
 祖父・父の話が長く
  洋子が出てくるのは後半。
西富田村における砥石工達を巡る
 労働争議の話が前半のメインテーマ。
地元民の一部と結託してスタートし
 最後は地元民そっちのけで
  都会から来た党員が力ずくで決着させる手法。
争議が終われば彼らは引き上げ
 地元民同士の対立だけが残る。
後半は洋子が大学生活で次第に
 マルクス主義に魅かれていく過程を追う。
人間は何故生きるかという彼女の疑問に
 レーニンの考え方はある答えを出しているから・・・
然しながらロシアや中国の現状を見ると
 仮に良い哲学であっても政治とは別物であると分かる。
  むしろ悪い方向にいくことが判明している。
このことはヨーロッパで言われている
 宗教と政治は相容れないという考え方にも通じるだろう。
続編も有るのだが、 さてどうするかな? 

 

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