感覚の違い

家出猫さんの日記でラケットの話題に触れられていたので、僭越ながらお邪魔してきました。

そして、ちょうど今日、

我が家でも母に、私のユーテック・プレステージを試しに貸しだしてみました。

（軍資金が貯まるまで実家に寄生しております…　はーやく人間になりたーい）

その点、家出猫さんの日記は、かなりタイムリーな話題でした。

＊＊＊

前評判（？）として、

・振りぬきがとてもよいこと

・ボレーの際の操作性がとてもよいこと

・ストリングスは柔らか目のものを張っているが、58ポンドなので飛ばない

ということを吹き込んで、送り出しました。

なお、彼女が現在使っているのは、先々代のプレステージ、

すなわちフレックスポイント・プレステージ・ミッドプラスで、

ストリングスはプロハリケーンを50ポンドで張ってあります。

この組み合わせ、50代女性の使うラケットとしてはかなり「いかつい」部類なのですが、

ＦＸプレステージはスイングが遅いときは、かなりしっかりした打感なので、

しっかりとストロークを打ちたいと考えている（らしい）彼女には、

うってつけのラケットのようです。

ただ、やはり重量があるのと、スイングウェートがややトップにあるので、

ユーテックの操作性の良さを実感して欲しいと思っていました。

＊＊＊

しかし、帰宅後。

「どうだった？」とワクワクしながら聞いたところ、

「うーん…」との芳しくない反応。

いわく、

「ストロークの振りぬきは確かに良かった。

でも、ボレーは相変わらず当たらないと飛ばない。」

とのこと。

うーーーーーーーーん…（−”−；；

振りぬきについては同意を得られたものの、

ボレーの際の操作性については微妙、ということでしょうか。

確かに、マイクロジェルとユーテックとはかなり違うラケット

（というか、マイクロジェルがシリーズ中で異色の存在）なので、

ＭＧを使っていた私としてはその「違い」を明確に感じたのですが、

元々ＦＸを使っていた人からすれば「違い」はそこまでなかったのかなぁと。

ただ、ＦＸは「スイングが早くなると急に面が不安定になるラケット」なので、

ストロークでの信頼性が低いと感じていました。

また、ボレーについても同様で、

パンチボレーを打とうとした途端に面の安定性がなくなるので、

結局、1週間使っただけでお蔵入りにしました。

そういう意味で、ＦＸの「悪さ」を感じていなかった彼女からすれば、

ユーテックに私ほどは魅力を感じなかったのでしょう。

まぁ、

自分のお気に入りのラケットの評価が芳しくなく、ちょっと拗ねているだけ

なのは自分でも分かっているのですが。

なお、ボレーについて、あたらなければどうということもない飛ばないのは当たり前だろ！

とは一応突っ込んでおきました（＾＾；

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やはり、ラケットについての感じ方は人それぞれなのだなぁと痛感しました。

私がユーテック・プレステージ・プロに「ぞっこん」なのは、

・振りぬきが良いこと

・しかし、重量があり、強い球でも打ち負けないこと

・面の安定性もあること

・スイングウェートが（ＭＧに比べて）軽く、ボレーの際の操作性が良いこと

・ラケットの剛性がちょうどよいこと

・メインとクロスの本数が自分好みであること

・高い打点でも吹かさない、食い付きの良さがあること

という性能があり、

・回転量を調節して、幅広くストローク戦を展開する

・ボレー戦もそれなりに戦える

・サービスでもコントロールと回転量を調節し、プレースメントと威力両面で押していける

という、自分の目指すプレースタイルと合致したからです。

お分かりだとは思いますが、私はかなり無茶な要求をしており

（ほとんど、何でもハイレベルで安定してできるラケットが欲しい！と言っているので…）、

また自分の技術上の癖とも相まって、

「気に入る」ラケットはなかなかありません。

それゆえ、今までは既製のラケットを自分でチューンしたり、

ストリングスをハイブリッドにしてみたりと、色々な工夫をしていました。

それが、今回はそれらがほぼ不要とあって、

相当な「お気に入り」の逸品だと思っています。（-_☆ ）

…えーと、「嫁自慢」的な日記になってしまいました（＾＾；

ですが、他の方々の「嫁自慢」も聞いてみたいなぁと考えています。