各球団の巨人との戦い方 (4/27,134130,16)

開幕して25試合をおこない,中日以外の球団とは,3連戦または2連戦をホームとビジターで1度ずつ戦ったので,ちょっとまとめてみます.

・阪神(巨人戦 3勝3敗)
守備にはある程度目をつぶって,強力打線と強力救援陣で巨人に向かってきていて東京Dに置いては一番の強敵だと思います.東京Dでの,6点差を跳ね返しての大逆転勝ちは記憶に新しいですが,逆に言えば,リリーフ強化(山口中継ぎ再転向)への方針変更の正しさを示した訳で,その後の巨人の戦いぶりを見るとありがたい教訓を与えてくれたともいえます.今年の阪神に関しては,甲子園で勝ち越しておきたいですね.

・中日(巨人戦 1勝2敗)
先発投手陣の再編成および野手の再編成に時間がかかっている分巨人が一歩前に出ている感じです.しかしながら,その状況でもリーグで3位につけているところがさすがは中日という感じです.
巨人としては,中日の体制が整う前に,できるだけ勝っておきたい所です.

・ヤクルト(巨人戦 3勝2敗)
村中・由規投手に代表される,若い力のある投手で巨人打線を抑えにかかっていて成功しています.村中投手の2勝と由規投手の1勝はいずれも巨人戦の勝利でその3勝がそのままヤクルトの巨人に対する勝ち星です.技巧派筆頭の石川投手がよいピッチングをしながら勝てていないのと対象的です.各チームが打撃に力を入れる中で,投手に力を入れていて,チーム防御率も12球団で唯一の2点台です.他方,福地選手をケガで欠き,両外人が不調なものですから,得点力不足に苦しんでいます.

・広島(巨人戦 0勝6敗)
先日の日記にも書きましたが,長距離打者と救援陣のカードの枚数において巨人より少ないのにも関わらず,巨人と同様な野球をしてしまったのがこの結果になっていると思います.今後,戦術・戦略を変えてくるでしょう.

・横浜(巨人戦 1勝4敗)
横浜も,阪神のように,守備にはある程度目をつぶって,打線を強化し,投手の再編成も行なってきました.徐々にチームの形ができつつありますが,勝ちパターンに使えるリリーフの数において,巨人が少し上回っている分が上記の成績になっているように思います.横浜球場も東京D同様に本塁打が出やすい球場で,空中戦になると阪神同様恐いチームです.

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