湾岸の倉庫群の中にあるスタジアム (大田スタジアム)
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Mr.black
2013年03月14日 12:39 visibility3265
今回社会人野球を観戦したのは東京の大田スタジアム。
湾岸埋立地の倉庫群の一角にある野球場です。東京都区内には硬式野球の大会を開催出来る場所が少ないので貴重な存在です。
グランドは全面人工芝。一昔前の固そうな芝です。
両翼97.6m、センター122m、グランドは広いですが収容は約3,800人とやや小ぶり。
座席はバックネット裏が背もたれ有り、それ以外の内野は背もたれ無しで全席一人掛けです。外野は芝生席ですが、あまり開放していない様子で芝生と言うより雑草が茂っている感じがしました。
写真のようにバックネット裏周辺には比較的大きな屋根が有り、炎天下や雨天時の観戦にはありがたい存在です。
照明は大きな物が6基。照度は良さそうです。形が「O」なのは「OTA STADIUM」の頭文字から来ているということ。
内野フェンスは高めですが、スタンド中段から上に座れば視界良好です。
スコアボードはLED。表示は見やすかったです。
カウントはBSO。スピードガン表示があります。(ボード右下部分。)
羽田空港が近いのでこのように離陸機が頻繁に見えます。
ちなみに大阪の豊中ローズ球場はこの逆で伊丹空港への着陸機が頻繁に通ります。試合観戦に疲れた時にはいい気晴らしになります。
このスタジアムの大きな特徴はライト後方にある佐川急便の巨大な倉庫。まるで壁のようにそびえ立っています。これが赤レンガ造りだったらMLBボルチモア・オリオールズの本拠地カムデンヤーズみたいで風情があるのですがね。
NPB二軍戦、社会人、大学、高校など様々な利用があるスタジアム。その為に通路は広く取ってありました。
場内には売店あり。飲食物が色々販売されていました。
ただ、いつもオープンしているかどうかは不明です。万一開いていなかった場合は球場外の道を挟んだ向かい側にあるコンビニ(ファミリーマート)で調達出来ます。
交通アクセスは浜松町から東京モノレールを利用。
「大井競馬場前駅」と「流通センター駅」のどちらからも行けますが、「流通センター駅」からの方が若干近いようです。(徒歩約15分。)
球場と駅との中間あたりはこんな景色。東京の湾岸にある野球場というと個人的には洲崎球場と芝浦球場を連想します。
洲崎・芝浦が存在した時代の景色は今とは全然違うことでしょう。しかし当時の観客の思いを感じながら観戦しました。
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