春季大会放浪記〜兵庫準決勝その1

  • 仲本
    2012年05月04日 17:44 visibility343


(このままで終われるか。9回表、粘りを見せる社高校)

たまには野球ネタです(苦笑)。



明石球場では3日に春の高校大会準決勝が行われました。選抜大会にあわや出場なしかというところまで追い込まれた兵庫勢ですが、夏に向けてはどんな感じでしょうか?



東洋大姫路−社

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東洋姫000 010 200 1x/4

(延長10回)


















土壇場の9回、3点を追う社は四球・安打・内野安打で無死満塁のチャンスを迎えます。次打者への投球で低めを狙った変化球がワイルドピッチとなり三塁走者が生還。なお無死二、三塁から、打球は前進守備の三遊間をゴロで抜きレフト前へ!

三塁走者はもちろん生還、しかし二塁走者は遊撃手と交錯・転倒します。なんとか三塁はセーフになりましたが。



このプレーについて審判団が協議。その結果「ボールに対するプレー終了後の野手が走路を妨害した」という判定で二塁走者の生還が認められました。

まだノーアウト、あの打球で果たして二塁走者が本塁をついていたか?という見方もありますが、とにかく3−3の同点です。



9回裏、東洋大姫路は一死一、二塁から三遊間へ緩い打球。飛びついて止めた遊撃手、起き上がって二塁を見ますが封殺は無理、一塁に投げても間に合いそうにありません。一連のプレーの中で二塁走者は無警戒とみて一気に三塁を回ります。遊撃手が今度は本塁に向き直ってバックホーム。クロスプレーになりましたが本塁はアウト、結局サヨナラ機を逃しました。



9回のピンチはなんとか凌いだ社でしたが、10回の先頭打者に左中間を深々と破る三塁打を浴び、続く打者に痛烈なヒットを打たれ試合終了。



兵庫の春の準決勝の顔ぶれは私学2・公立2。結局勝ったのは報徳学園と東洋大姫路の私学2強でしたが、どちらも延長戦にもつれこみました。春と夏では本気度に大きな違いもありそうですが、実力伯仲と見るべきか、抜きん出たチームがないと見るべきか?



(東洋大姫路のスタンド。制服姿の即席チアが意外に踊れる(!))






























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