向峯 斉(旭川竜谷)

北の大地好投手(向峯 斉)

今から52年、51年前に私の頭の中では北海道は南北海道代表が函館有斗、北北海道代表は旭川竜谷が良く甲子園に出場していたと記憶している。

 

その中で北北海道代表の旭川竜谷に1人の注目していた投手がいた。

 

向峯 斉(むかうみね ひとし)小柄だが、両コーナーに散らす投球、変化球で相手を手球に取る投球内容に見惚れていた。

 

1973年(昭和48年)の第55回大会で旭川竜谷は強豪の東洋大姫路と対戦した。

向峯の投球が冴えに冴えた。大型の姫路打線は打ちあぐみ結局ゲームはスルスルと進み3-2で勝利したのだ。

次戦の今治西戦は相手の好投手矢野の前に抑えられて0-3の零封だった。

 

1974年(昭和49年)旭川竜谷はまたしても北北海道大会を勝ち上がり甲子園に連続出場。向峯も2年連続での甲子園のマウンド。

 

1974年私は運好く甲子園の観戦を一週間する時間が取れたので

是非是非、向峯投手を見たいと思っていた。

 

2回戦からの登場で、これまた対戦相手は野球どころ香川の丸亀商業。キメ細かい野球を得意としている。

 

試合竜谷打線が丸亀商業の投手を捉えて4-2で勝利。

相手の焦りを誘う、打者心理を読む投球はお見事だった。

次戦は静岡商業の剛腕高橋三千綱の前に1-7と敗れた。

 

色んな事を考えると、

第55回大会は札幌商業にプロ注目の右サイドハンドの佐藤という投手、その少し前には苫小牧工業の工藤という大投手もいたが、私は北海道というとこの旭川竜谷の向峯斉投手を思い出してしまうのだ。

 

そう

そう言えば、大昭和製紙北海道(白老町)が八幡製鉄所を破り都市対抗で優勝し、黒獅子旗が津軽海峡を越えたのもこの頃だったかも知れない。

 

☆第56回夏の甲子園 アサヒグラフ(朝日新聞社)より写真引用。

 

 

 

 

 

 

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