難読な球場名 (上柚木球場)

  • Mr.black
    2013年10月24日 12:43 visibility1191

東京・八王子市にある「上柚木球場」。地元の方か過去ここに足を運んだ方でないとすんなりは読めないでしょうね。「かみゆぎ」と読みます。

 

 

建設されたのは2000年ということ。今年でまだ14年目の歴史の浅い球場です。

 

 

両翼98m、センター122m、と広いグランド。内野クレー、外野天然芝。

照明はありません。

 

 

 

バックネットはワイヤー吊りなのでネット裏周辺は視界良好ですが、それ以外の内野はフェンスがやたらと高いので視界は悪いです。

写真のようにフェンスが2段ですが、1段で十分に思います。

(継ぎ目のところまでの高さにしてほしい。)

 

 

内野の座席はほとんどが長イス。外野は芝生席。

しかし何故かバックネット裏最上段のカウントランプ周辺部だけ背もたれ付きの一人掛けイス。(オレンジ色の座席だけ一人掛け)

普通は最前列周辺だけがこうなっている方が多いのですがここは不思議と最上部だけになっています。聞くところによると埼玉の浦和市営球場もスタンド後方の一部分だけ背もたれ付きの一人掛けになっているとのこと。関東ではよくあるケースなのですかね?(いつか実際に行って確認してみたいものですが実行出来るかは疑問。)

収容は全体で約3,000人。規模としては十分です。

 

建設当初はこれほどの球場の割には使用頻度が低かったようです。知名度が低かったのか?それともアクセスに問題があったのか?これは不明です。

 

 

しかし徐々に高校野球や大学・社会人、そしてプロ二軍などの利用が増えてきたようです。

 

 

 

オープンしていたので久しぶりに外野へ。アマ球場では外野スタンドが開放されていないことが多いので貴重な体験です。

 

 

スコアボードは右中間寄り。磁気反転式です。

表示がグリーンで少し見づらかったです。選手名のところを使って簡単なメッセージが出せるようです。ところでこの日は選手名は表示無し。ポジション番号のみの表示でした。

面白かったのは代打。そのまま「代打」と表示されていました。

 

 

スタンドが低いのでファールボールが飛び出さないように高い防球ネットが張ってあります。

 

一番最初の写真で球場名の入った場所が正面ですが、通常はこの3塁側後方から入るケースが多いと思います。

この手前に駐車場がありますし、バスで来た場合もこちらが最短距離ですから。

(チケット売り場もこちら側にあり。)

 

公共の交通アクセスは京王相模原線「南大沢駅」の南口、4番乗り場からバス利用になります。

「八王子駅南口行き」または「北野駅行き」に乗車。数分で「陸上競技場前」に着きます。この停留所からバスの進行方向と逆に歩くと5分程度で球場に到着。

ただ、停留所から球場が見えないので出来ればこの近辺に「野球場はこちら」という矢印看板でもほしいところです。降りた後でどちらに行けばいいのかまごついている人が多かったので。(私もその一人。苦笑)

そして球場近隣にコンビニなどは無かったので飲食物は南大沢駅で調達が良いでしょう。駅前はかなり開発されていて賑やかでした。

 

 

しかしさすがに新しい球場。設備は最新のものがあります。

これは散水機。クルクル回って自動で水撒きをしてくれます。これでグランド整備の時間が短縮出来ます。

 

 

面白かったのはトイレ。

スタンド下のスペースはほとんどトイレに利用してありました。

男、女、男、女と交互に設置してありこれは便利でした。このキャパの球場でこれほどトイレが多いのは珍しいです。

 

 

球場は小高い丘にあるようです。

スタンド通路からは住宅街が見晴らせて気持ちよかったです。

そして内野から外野を見ると遠方にはたくさんのマンションが見えました。このあたりはニュータウンなんですかね?

最近は地方球場での観戦が多いので大抵は山や森が背景なのですが、久しぶりに都市部で観戦して何だか新鮮でした。

 

これで訪問球場は合計123箇所になりました。その内観戦球場は109箇所。煩悩の数を超えたわけです。「球場徘徊」という煩悩まみれの私。どこまで行けますやら。

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