ナダル、散る
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マル
2010年10月03日 01:01 visibility232
タイ・オープンでナダルが負けました。
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相手は、前日グルビスを破ったガルシアロペスです。
勝因は、前日と同様、バックハンドの強打でした。
片手バックハンドから繰り出される高速ショットで、
コントロールも冴えに冴えていました。
ナダルが棒立ちになることも、何度もありました。
また、ナダルのやや苦手とするバックハンドを、
執拗に狙い続けたのも大きいと思います。
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前日からの観戦で、少し気になったことがあります。
それは、
「速いコートでは、低い打点からの強打ができる選手が有利なのではないか」
ということです。
これは、コートが速いとボールが低いまま来るため、
低い打点からも攻めるスキルがない限り、後手後手に回ってしまう
と考えられるからです。
現に、
ナダルはガルシアロペスの低い弾道のショットをしのごうと、ムーンボールを多用しましたが、
相手の高い打点からの強打を誘発するだけでした。
ナダルとしては、もうちょっと攻めのバリエーションが必要だったと思います。
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そうすると、有明のコートはかなり速い部類ですから、
ナダルはムーンボール以外のショットで攻める方法をとらなければなりません。
ホント、速いコートは難しいと思います。
タイ・オープン決勝は、
ガルシアロペスとニエミエンという、
「渋い」カードになってしまいました。
数年前のジャパンオープンを彷彿とさせられます(^^;
…いえ、別に残念なカードとか言っているわけではありませんよ?
ただ、シード勢にナダル、ベルダスコ、デルポトロにグルビス、メルツァーにデバッガーと、
ビッグネームが並んでいるにもかかわらず、
ノーシード同士の対戦というのは、ちょっと華がないかな、という気がします。
もっとも、今回は例外中の例外で、
単にガルシアロペスが好調だっただけ、
もしくは、ここからガルシアロペスの時代が始まる、
ということもありうるかもしれません。
それならば、「有明でナダルが早期敗退」という私の懸念は杞憂に終わることとなるでしょう。
必ずしもビッグネームが優勝する必要はないのですが、
大会の盛り上がり的にも、
来年度の大会運営上も、
ビッグネームの早期敗退は避けたいところです。
…杞憂であることを、切に願います(==;
- 事務局に通報しました。
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