PUMA CUP3日目・シーズン最後の試合はゾット早稲田に逆転負け

  • ひろ
    2015年03月10日 22:30 visibility845

PUMA CUP 1次ラウンド3日目

静岡会場4試合の結果はみなさんご存知の通り。

【グループA】
ヴォスクオーレ仙台 2-1 徳島ラパス
フウガドールすみだ 12-1 トロブラボ富山

【グループB】
府中アスレティックFC 7-1 セットスター和歌山
アグレミーナ浜松 3-4 ゾット早稲田フットサルクラブ

当日の実況ツイートはこちら。
http://twilog.org/hiro_16ban/date-150308/norep


残念ながら、静岡会場の4試合はすべて消化試合になってしまった。

けど、3日間サポーターに、観客に、自分たちの言葉で挨拶してくれた徳島ラパス



12失点。どんなに突き放されても決して腐らず、最後まで走り続けたトロブラボ富山



三連敗という結果に打ちのめされながらも、キャプテン川本選手が「最後までちゃんとやろうぜ」と声をかけていたセットスター和歌山



そして一方でFの意地で逃げ切ったヴォスクオーレ仙台、格の違いを見せつけたフウガドールすみだ、府中アスレティックFC。どれも熱かった。



アグレミーナ浜松は最終試合にゾット早稲田と対戦。


100%を見せてみろよ!
(例え消化試合でも)
明日も見に来たいって思わせろ!!


前日のセットスター戦のハーフタイム、「消化試合感」を通り越して、まるで練習試合をしてるかのように見えた浜松の選手たちに思わず叫んだ。
聴こえたのかどうかは知らないし、これがブーイングに当たるのか暴言に当たるのか、愛のある檄に聞こえるのかもわからない。他のお客さんで、不愉快に思った人もいるかもしれない。


この日はホーム最終戦のときのように、ピッチアップ前にサポーター席の前でもう一度整列。そして円陣。


円陣のとき何て言ったかまではわからなかったけど、気合いを入れる声も大きかったし、さすがに今日は大丈夫かな。もう昨日のような情けない試合は見せないだろう。そう期待した。

キックオフ。ベンチ裏にサブメンバー全員が立って並ぶ。ボールがサイドラインを割ると、全員が右手を挙げて「マイボール!」の大合唱(笑)
いいよいいよ…いいけどさ…毎回それくらいやろうぜ、みんなσ(^_^;)

試合は立ち上がりに12.石野の強烈なシュートパスに飛び込んだ14.蓮池が先制ゴールを決める。この日だってサポーターは声を出して応援しているし太鼓も鳴り響いている。でもピッチからベンチから聞こえてくる声は全然違う。
やればできるじゃないか。しかし、5分にはゾット2.松田にゴール前での胸トラップから反転ボレーシュートを決められ同点に。


このゴールで勢いに乗ったゾット。大会前、チーム紹介のインタビューで「ベンチ力にも注目してください」と答えた16.清野選手兼監督の言葉通り、ここから得意の“ベンチ力”をどんどん発揮し、それに呼応するようにプレスの強度が上がってくる。その勢いに気圧されてか、徐々に元気がなくなっていくように見える浜松。


後半に入ってもその構図は変わらなかった。ゾット早稲田の“ベンチ力”は本当に凄かった。ふざけてるようにも見えるし、少し口の悪い言い方もなくはないが、チーム全体で盛り上がり、試合を勝負を楽しむ姿に惹きつけられた観客は決して少なくなかっただろう。
選手たちに100%出せと言うからには、自分たちも頑張ろう、出し切ろう。ぼくたちはサポーター席で立って声を出してはいなかったけど、“ベンチ力”があるなら“観客力”だってあるはずだと話し合ってみんなで声を出して応援した。

切り替えー!
集中ー!
いけー!
がんばれー!
しっかりしろー!
Fの意地見せろー!!

大人も子供も男も女も、みんながそれぞれの気持ちを叫ぶ。


しかし後半8分、ついに7.武内のゴールで逆転を許す。 浜松は11分にハーフラインまで上がったGK20.石黒がミドルシュートを決め、さらに15分にフリーキックから横パスを受けた8.松本がゴールし再逆転。

「やること変えないぞー!」
「絶対大丈夫だからー!」
残り5分を切ってふたたびリードされたゾットだがその“ベンチ力”は衰えることはなく、パワープレーを開始。関東リーグ得点王、エース22.米谷がゴールを決め再び追いついた!


浜松も11.曽根田をGKに据えたパワープレーを開始。お互いに勝とうとパワープレーの応酬となる。しかし、勢いに優っていたのはゾット早稲田。残り18秒、7.武内の再びの逆転ゴールが決まってこのまま試合終了。



アグレミーナ浜松は、今大会唯一地域リーグチームに土をつけられたFクラブということになった。


勝利の円陣を組むゾット早稲田。決勝トーナメント進出は叶わなかったが、エコパアリーナに集まった静岡のフットサルファンに強烈な印象を残したことは間違いないだろう。試合後の挨拶でも惜しみない拍手が贈られた。


こうして、アグレミーナ浜松の3年目のシーズンは失意とともに幕を閉じた。


もちろん勝ってほしかった。でも、不思議とFリーグ終盤のvs.仙台戦やvs.すみだ戦のときのような悔しさは感じなかった。
2年前のPUMA CUPを思い出していた。ヴァクサ高槻にギリギリで競り勝ち、DELIZIA磐田に敗れ、そして府中アスレティックFC戦でチームがバラバラになり自滅したように感じたあの大会。

あのときと、同じ言葉が浮かんだ。

勝ち負けの前に、ぼくたちはアリーナに何を見に行くのだろう。



とにかく、アグレミーナ浜松の2014/2015シーズンが終わりました。
チームの成績は本当に不甲斐なくて、残念だったけど、フットサルを通じた繋がりがまた一段と広がった1年でとても楽しかった。


1年を通して、こんなにいろんな人たちと一緒に試合を見たのは初めてだったんじゃないかな。どんなに試合に負け続けても、みんなと会うのが楽しくてアリーナに通っていたところもあったと思います。
これもアグレミーナが繋げてくれた縁だと思うと、やっぱり浜松がFに上がってくれて、応援してきて、よかったのかな。みなさん、本当にありがとうございました(*^^*)

選手のみなさん、スタッフのみなさん、ファン・サポーターのみなさん、お疲れ様でした。また来シーズンもきっとどこかのアリーナで(^-^)/
勝ち残ったチームのみなさん、代々木での熱い闘いを期待しています。がんばってください!!


>> PUMA CUP 1次ラウンド2日目 http://labola.jp/diary/1515025000







































































































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