ゼビオFリーグ 2015/2016 開幕! ~セントラル全6試合ミニレポート

  • ひろ
    2015年05月10日 11:15 visibility458

ゼビオFリーグ開幕戦、代々木セントラルの会場やイベントの様子はこちら。

http://labola.jp/diary/1735315004 


府中アスレティックFC vs アグレミーナ浜松戦の観戦記はこちら。
http://labola.jp/diary/1781465003


今回の代々木セントラルは2日で1節消化の1日3試合。昨季までのように詰め込まれると時間的体力的に厳しかったですが、これなら全試合を見れるぞ!ってことで全12チーム6試合を見ることができましたので簡単にレポート。

まだまだ1節が終わっただけですが、今のところぼくが予想するプレーオフ進出5チームは…



名古屋オーシャンズ

府中アスレティックFC

バルドラール浦安

シュライカー大阪

エスポラーダ北海道



です。しかし、4位5位争いはかなり熾烈になりそうで正直どこが来てもおかしくないですね。ただ3チームか4チームは、そのプレーオフ争いにどこまで置いていかれずについていけるか…という戦いになりそう。早々に「蚊帳の外」はイヤだよー…



集合写真は汎用性が高く人気のようですが、下手くそなりに一生懸命撮ったので無断で転送転載されちゃうとやっぱり悲しいです(>_<) ぜひひとことお声掛け頂ければと思います。そして、次はぜひ自分のカメラを持って、またFの会場を訪れてみてください(*^^*)







【1日目第1試合】

フウガドールすみだ 1-5 名古屋オーシャンズ(前半 1-3)














大補強で躍進を狙う、Fリーグ2年目のフウガドールすみだ。














巨人のV9に並ぶ大記録、9連覇を狙う絶対王者・名古屋オーシャンズ。














2015シーズンのオープニングゴールを決めたのはすみだ、16.岡山のゴールで幸先良く先制。しかし、名古屋もすぐさまに15.吉川のゴールで追いつくとじわりじわりと得点を重ね、3-1で折り返し。

稲葉、渡井、西谷など新戦力を早速起用してきたすみだ。それを受けてセットも昨季とは大きく組み合わせを変えてきたがここまでは上手く行っているように見えなかった。



後半になると背に腹は変えられないと、金川・諸江・宮崎・太見といわゆる従来のファーストセットを復活させたすみだ。終盤にはパワープレーに望みをかけたが逆転はならず突き放された。














名古屋も昨季の疲れを引きずっているのか決して調子が良さそうとは見えず、特に森岡選手は出場時間も短かったがその中でも第2PKとパワープレー返しの2得点をあげ、随所で「違い」を見せつけた。














アグレミーナ浜松から移籍した中村友亮選手もしっかり出場!まだまだ“らしさ”を出せてるようには見えなかったが、ぴったりしたユニフォームのせいなのか以前よりも逞しくなっているように見えた。試合後の挨拶のときにみんなで「ゆーすけー!」と叫ぶも本人には届かず… 近くにいたラファエル酒井が「呼んでるぞ」と教えて手を振らせてくれていました。ありがとう、良男!(笑)







【1日目第2試合】

ペスカドーラ町田 3-0 ヴォスクオーレ仙台(前半 1-0)














イゴールが復帰し、そして湘南からボラを獲得。確実に戦力を積み上げるペスカドーラ町田。














Fリーグ2年目のヴォスクオーレ仙台。かなりのメンバーが入れ替わったが、上位躍進はなるか?














大方の予想通り、町田が攻め仙台が守る堅い展開となったが新加入ボラの2ゴールもあって町田が完封勝利。

仙台GKは新加入の村山がスターティングを、パワープレーを開始してからは冨田が務めた。ふたりともセービングには高い能力があるのは間違いないが、やはり仙台はクロモトの攻撃参加やボール回しを前提としていたところがあり、彼の離脱はチーム作りが1からやり直しとなるくらいのインパクトがあるものと感じた。

(そういえば、クロモト選手は結局どこへ移籍したのだろう?海外へ行ってしまって情報が出て来ないのかな??)





【1日目第3試合】

府中アスレティックFC 6-1 アグレミーナ浜松(前半 3-1)














府中アスレティックFC、充実した戦力で今季狙うはズバリ「優勝」の2文字!














はたして今季が “真価” なのかどうかはわからないけど、いい加減に結果がほしいアグレミーナ浜松。



府中は皆本の先制ゴールに始まり、完山、渡邉と、新加入選手が幸先よくゴール。浜松は日本代表2人の抜けた穴の大きさをただただ実感する内容だった。16.須藤、17.田中智を加えた新しいセットのパワープレーも奏功せず得点はカウンターからの11.曽根田→18.小池の1点止まり。














「昨季からの成長」を問われるとほとんど見出すことはできなかったが、試合前後の円陣や整列、挨拶のお辞儀はキャプテン剣持が合わせようとリードしてくれていた。結果には繋がらなかったが、ぜひ継続してほしいと思う。

※浜松戦は別途詳細記事を書きます。たぶん…





【2日目第1試合】

バサジィ大分 5-2 シュライカー大阪(前半 3-0)














昨季はリーグ戦2位ながらもプレーオフで苦杯を舐めたバサジィ大分。新監督のもと世代交代を進めながらのリスタート!














対するは対照的にプレーオフで躍進し名古屋を追い詰めた2年目の木暮シュライカー。日本代表・小曽戸を獲得し今季こそ歴史を変えるべくリーグ1位、そして優勝を狙う。














個人的には2日間でのベストゲームとなった試合。大分から大阪へ移籍した小曽戸選手の早速の古巣との対戦に注目が集まったが、思っていた以上にフィットしていたものの足の痛みのため後半は出場せずだった(後に右足中指骨折で全治2ヶ月と発表された)



そんな中で興味を引いたのが永井&ヴィニシウスの起用の仕方と、それに相対するディドゥダのマッチアップだ。前半、大阪は永井とヴィニシウスを同じセットで起用し永井をピヴォに、キープできてパスも出せるヴィニシウスをフィクソに置いていた。














しかし、ディドゥダのマークの前にイタリア帰りのピヴォも大きな仕事はさせてもらえなかった。



後半のスタートではその二人を分けて、ヴィニシウスをピヴォに置いた大阪。やがて永井が出場し、ディドゥダがベンチに退くとその途端に永井が2ゴールを決める。














これは自分の勝手な憶測だが、木暮監督はディドゥダと永井の出場のタイミングをずらそうと考えたのではないだろうか?この2ゴールによって大阪は勢いを取り戻し、次の交代タイミングでは3点目が決まるのではという期待感があった。














しかし誤算はディドゥダの無尽蔵の体力… 2失点目のあと彼はなんとほぼ給水のみの1分弱の休憩を覗くと残り15分ほどほとんど出ずっぱりだったのだ。結果として大阪に3点目は生まれずパワープレー返しから2点を追加したバサジィ大分が勝利した。



しかし敗れた大阪だが、良い攻めも多かったし最後のパワープレーも見応えがあり、内容的には決して悲観するものではなかった。一方で勝った大分は今季はよりディドゥダへの依存度が上がっているように見えた。彼がシーズンを通してコンディションを維持できるかどうかが上位進出のカギとなりそう。





【2日目第2試合】

バルドラール浦安 8-1 湘南ベルマーレ(前半5-1)














「見ていて面白い、攻撃的なフットサル」を標榜するバルドラール浦安。米川体制2年目の真価が問われる!














絶対的エースだったボラを欠いた湘南ベルマーレ。しかし若手は着実に育ってきている。今季こそ上位浮上を目指す!














PUMA CUP決勝ラウンドではゴール裏を真っ赤に染め上げ話題となった浦安ファミリー、この日も代々木で一番サポーター席にひとを集めた。














出浦の加入を除けば昨季からほとんどメンバーが変わらない浦安は開幕時点ではチームの完成度がダントツで抜けている。立ち上がりから14.小倉の2ゴールを始め順調に5得点を重ね折り返す。しかし湘南も8.刈込が意地の1点を返して後半へ望みを繋げた。














しかし終わってみれば8得点ゴールラッシュで浦安の圧勝完勝。MOMは3得点1アシストの活躍の14.小倉選手。切り替え、パスとタメの判断、どれも素晴らしかった。














今シーズン40ゴールを目標に掲げるエースでキャプテンの9.星選手は終盤の1ゴール止まり。1試合平均1.2点以上決めないと!今後の活躍に期待です。





【2日目第3試合】

エスポラーダ北海道 2-1 デウソン神戸(前半 0-1)














ここ数年は安定して上位に食い込むようになってきたエスポラーダ北海道。エース17.水上のコンディションがどこまで上がってるかに注目か。














リカルド新監督を迎え新加入選手も7名と、新生と呼んでもよいデウソン神戸。PUMA CUP準優勝の勢いを新シーズンも維持できるか?



立ち上がりに9.岡崎チアゴが決めて神戸が先制すると、北海道の怒涛の攻めをGK1.冨金原がシャットアウト!昨季終盤は怪我で出られない期間が続いたが完全復活の様相を見せた。神戸は攻撃時に教科書のようにきれいなピヴォ当てを展開してくる。が、ピヴォに当たった後のアイデアに欠け、その後はなかなかゴール前まで行けない時間が続いた。














後半に入ると北海道は18.本田拓磨のゴールで同点に追いつき、続いて7.室田祐が相手コーナーキックからのカウンターを仕掛け、10.鈴木を経て折り返しに最後は17.水上!! 逆転を許した神戸はパワープレーへ出るがゴールを割ることができず。劇的逆転勝利を収めた北海道は府中とともに開幕戦勝ち星なしのジンクスを打ち破った。














アグレミーナ浜松から神戸に移籍した笠井健太は残念ながらFPで唯一出番なし。アラ的起用も多い18.相井を除いても、7.原田浩平・9.岡崎チアゴに続いてピヴォとしては3番手だと自ら認めていた3.笠井。新しいチャレンジは始まったばかりだ。がんばれ!





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