【現地観戦記】ゼビオFリーグ 第29節 浜松ミニセントラル1日目<前編>
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ひろ
2016年03月29日 22:49 visibility1912
11月14日(土)
既にFリーグ2015/2016シーズンは名古屋オーシャンズの9連覇で幕を閉じており、時系列もめちゃくちゃですがそれでも自分用の記録のために歯抜けになっていた観戦記を綴っていこうと思います。さすがに次の開幕までには書き上げたいですがはてさて…(^^;)
この日は「浜松ミニセントラル」。FIFAカレンダーに対応するためにキツキツな日程となったFリーグが打ち出した苦肉の策。各地で2チーム共同開催&2日連続試合が組まれた初の試み。アグレミーナ浜松は名古屋オーシャンズとの共同開催で、府中アスレティックFCとフウガドールすみだの東京2クラブを迎え撃ちます。
この記事では前編として前座試合と名古屋 vs すみだの試合をレポートします。 後編の浜松 vs 府中はこちら >> http://labola.jp/diary/3264365006
※素人が撮った下手くそな写真ですが、お金と時間をつかって会場まで通い、夫婦で一生懸命撮った写真です。無断での転載・転送はご遠慮ください。
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浜松ミニセントラル前座試合
ブリンカールFC U15 6-3 エスパッソフットサルスクール U18(前半2-1)
1日目の前座試合は「少年フットサル」。とはいえ侮るべからず。ブリンカールFCはU-12チームがバーモントカップ少年フットサルを優勝。U-15チームは第20回全日本ユース(U-15)フットサル大会を準優勝(http://www.jfa.jp/match/alljapan_u15_futsal_2015/)している愛知県の強豪クラブ。 対するエスパッソは浜松市に展開するフットサルスクールでU18のユースチームが第2回全日本ユース(U-18)フットサル大会でベスト4(http://www.jfa.jp/match/alljapan_youth_u18_futsal_2015/)の成績を収めている。後の話となるが、アグレミーナ浜松との経営統合が発表されたエスパッソ(http://labola.jp/diary/2591325000) この前座試合のマッチメイクも共同開催相手の名古屋に合わせて「愛知vs浜松」というだけでなくそういったつながりも影響しているのだろう。
先述のユース選手権で得点王となったエスパッソのエース13.市川宙選手は、湘南ベルマーレの植松選手、フウガドールすみだの清水選手、府中アスレティックFCの山田選手らとともにU18フットサル日本代表候補にも選ばれた。
エスパッソキャプテンの14.宇田川幸輝選手はアグレミーナU21にも所属。最後尾から大きな声で味方を鼓舞していた。この試合のあと12月のU-18日本代表候補合宿に召集されている。
10.浅井拓選手もまた、12月のU-18日本代表候補合宿に召集されシュライカー大阪・木暮監督からスカウトされたというエピソードも。将来を期待されるピヴォだ。
エスパッソ12.のイワハシナオキ選手はアグレミーナ浜松・4.ルーカス選手の弟らしい。
U18といいながらもかなり下の年代も入っているエスパッソ。イワハシ選手は中学生だし、8.佐藤理来人選手は高校1年生だ。
全国ベスト4のエスパッソがどんなフットサルを見せてくれるのかと期待していたが、しかし驚きを与えてくれたのはブリンカール U15の方だった。一世代上となるエスパッソ U18を圧倒し6-3で勝利。
特に7番の選手(名前がわからず失礼…)は高いキープ力と決定力を見せつけた。
チームとしての完成度が高く2人単位の連携で効率よくゴールを重ねていくブリンカールに対してエスパッソは個人技勝負のシーンが目立ったが、きっちり人数をかけた守備を突破できる回数はそう多くなく、シュートもなかなか枠に飛ばなかった。
「今日のエスパッソは本当のエスパッソじゃない…」うまく行かない展開にイラつきを隠せなかったエスパッソの選手たち。SNSではこんなツイートも見かけたが、今後も静岡のフットサルを追いかけていればきっとまた彼らのプレーを見る機会があるだろう。「本当のエスパッソ」を見る機会はまた次の楽しみに取っておきたい。
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ゼビオFリーグ第29節 「浜松ミニセントラル」
名古屋オーシャンズ 6-4 フウガドールすみだ(前半2-3)
公式試合記録
名古屋得点者:14.ペドロコスタ、4.酒井、11.セルジーニョ、11.セルジーニョ、20.八木、14、ペドロコスタ
すみだ得点者:14.西谷、11.清水、8.太見、11.清水
前座を経てのFリーグ本戦。まずは王者・名古屋が新鋭・すみだを迎え撃つ。当時の勝ち点は5位:大分/48、4位:大阪/50、3位:すみだ/53、2位:町田/60と、すでにプレーオフ進出を決めている名古屋を除いてひしめき合っており、すみだにとっては非常に大事な2連戦。
名古屋16.中村友亮選手、古巣の浜松アリーナでスタメン入り。スタンドから歓声が飛ぶ。そしてすみだ、試合前の円陣からものすごい気合いだ。
試合は立ち上がりからエンジン全開のすみだが14.西谷が右サイドからカットインシュートで先制。王者が先行される展開は否が応でもおもしろくなる。 その後も激しい攻防が続き、14分には若き日本代表候補11.清水が決めてすみだが2点リード。
その直後、そうは問屋が卸さぬと14.ペドロコスタ、そして4.酒井のF通算100ゴールで一時は名古屋が追いつく。しかしすぐさまに8.太見のゴールですみだが勝ち越して前半を終了。なんと清水のゴールから1分につき1点ずつ決まるという息も詰まる攻防だ。
コンディションによってGKを都度入れ替えているすみだ。この日のゴレイロは12.大黒選手。ベンチにはGKを1人しか登録せず、FP11人を全員使い切って走力で王者を上回ろうという作戦か。
この日は名古屋オーシャンズのホームゲームでもあるので、チアオーシャンズのオトナなチアパフォーマンスも(・∀・)
後半が始まるとなんとキックオフから1分足らずでセルジーニョとシンビーニャのゴールで逆転。これが王者の底力なのか…!?
しかしすみだもしぶとさを見せ、後半7分にコーナーからこぼれ球を清水がこの日2点目のゴールを押し込みふたたび同点に持ち込む。が、直後にこちらも若手・17.八木が貴重な勝ち越し弾を決めると、さらにペドロコスタが決めてここで初めて名古屋が2点差リードを掴む。
立ち上がりこそ怪我明けの様子見のためか出場していなかったが、ピッチに入ってからの森岡薫の存在感はやはり凄まじい。八木のゴールもペドロコスタのゴールも森岡のアシスト。
残り5分で2点差とされたすみだは7.稲葉をゴレイロにパワープレーを開始。 パワープレーのセットには25.曽根選手も入る。
しかしスコアを動かすことはできず、このまま試合は終了。名古屋が逆転勝利でリーグ戦1位を決定。
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後半は王者・名古屋がさすがの強さを見せつけ結局スコアは6-4。強い名古屋も面白かったけど、個人的には立ち上がりからすみだが相手の懐に飛び込み王者を焦らせた前半も熱くシビれる展開でした。
アグレミーナ浜松と名古屋オーシャンズとの共同開催なので、名古屋の選手たちともS席ハイタッチができるんですね!なんだか得した気分♪
第1試合から10ものゴールシーンが見れて、内容的にも満足で十分おなかいっぱい感がありますが…本番はここからっ(笑) 浜松 vs 府中の試合は後編に続きます。
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