ゼビオFリーグ 小田原セントラル6試合ミニレポート

  • ひろ
    2016年09月09日 20:05 visibility1037

9月3・4日


ゼビオFリーグ第13節、リーグ中断前最後の試合は12クラブが一堂に会する小田原セントラル!2日間全6試合を観戦できたので、当日のツイートの再録程度ですがまとめてレポート。


この試合を以て今シーズンリーグ戦も各チームが一通りずつの対戦を終えました(大阪vs名古屋だけはまだ実施されていませんが)その時点での上位5クラブは以下の様な状況です。代々木セントラルのときにぼくが立てていた予想(http://labola.jp/diary/3720305000)に対してはどんな感じでしょうか?

1 フウガドールすみだ(勝点32/消化試合数13)
2 名古屋オーシャンズ(勝点30/消化試合数12)
3 シュライカー大阪(勝点28/消化試合数13)
4 ペスカドーラ町田(勝点22/消化試合数13)
5 バサジィ大分(勝点20/消化試合数13)

プレーオフ進出上位5チームに入るのは、名古屋、すみだ、大阪、町田、北海道と予想していたので、あくまで「現時点では」ですが北海道⇔大分を外してしまいました!が、最後の1枠を争うであろう浦安、府中、大分、北海道、神戸のなかでこれまでの成績からすれば選びたくなる浦安と府中は少し失速するのではないか?という予想は当たっていたみたいです。ま、あくまで「現時点では」ですが。
そんなどうでもいいぼくの予想よりも考えなくてはいけないのは「なぜセントラルにこんなにお客さんが来ないのか?」ですよね。小田原セントラル6試合の平均入場者数は933人。少ないと感じていた名古屋セントラルよりも、関東の開催にもかかわらず更に減ってしまいました。

ここから約1ヶ月強、リーグが中断するのはフットサルワールドカップがあったからです。しかし肝心の日本代表はアジア選手権でベスト8止まりとなり、W杯出場権を獲得できませんでした。W杯に行けていたら、また違ったのかなぁ…


でも、ひとつひとつの試合はちゃんと面白い(ものもある)んですよ。ということで気を取り直してレポートです。


※素人が撮った下手くそな写真ですが、お金と時間をつかって会場まで通い、夫婦で一生懸命撮った写真です。無断での転載・転送はご遠慮ください。
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【ゼビオFリーグ第13節 小田原セントラル1日目第1試合】
シュライカー大阪 4-6 エスポラーダ北海道(前半0-3)


三浦拓、古巣の小田原アリーナに初凱旋。北海道はGK1人体制でもちろん20.三浦が先発!!しかし試合はキレキレな11.チアゴの先制点に始まり大阪が順調に得点を重ねる。北海道は攻撃面ではほとんど何もさせてもらえない展開が続く…


ところで、この試合では一度提示されたレッドカードが覆され、退場した選手が戻ってくるという珍しい光景を目の当たりにした。ファウルは相手シュートをスライディングブロックしたときに手が当たってしまい、ペナルティエリア内でのハンドを取られたものだが決定機阻止とまでは言えずPKに加えて一発退場は厳しすぎるということなのだろう。


一度は退場した9.十川が帰ってきて、そして十川が与えてしまったPKはGK三浦がストップ!!これをきっかけに後半、反撃の波に乗りたい北海道だ。


その予感通り、後半は北海道が猛烈な追い上げで1点差にまで詰め寄る。しかし最後の最後でGK三浦がパワープレー気味に上がったところを5.アルトゥールがPP返しで突き放し、大阪が辛勝。連勝を6に伸ばして名古屋・すみだの2強に食らいつく。


フラッシュインタビューを受けたのは12.小曽戸選手。この試合2ゴールを決めて北海道・水上選手に並ぶ得点ランキングトップへ。
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【ゼビオFリーグ第13節 小田原セントラル1日目第2試合】
アグレミーナ浜松 1-3 府中アスレティックFC(前半0-1)


4連敗の浜松と5連敗の府中、負けが込んでいる同士の対戦。お互いにどうしても中断前に勝ち星を上げておきたい一戦。13.山元がこの試合で200試合出場を達成。ここ最近「立ち上がりのルーズさ」を課題に挙げていた浜松は、スタートから集中したDFを見せるがそれでも前半8分に失点。コーナーキック、DFが触ったファーサイドまでこぼれたところを13.渡邉に押し込まれる。


その後もペースを圧倒的に府中に握られながらもGK1.石黒の好セーブとポストに助けられ、なんとか1失点で前半を凌ぐ。


しかし後半、開始直後の1分にまたも13.渡邉に中央からのミドルシュートを決められると、12.小山にも追加点を許し0-3に。7分を残しパワープレーに打って出るがゴールを脅かすことはほとんどできず、反撃は相手のシュートブロックがハンドを取られて得たPKでの1点に留まり完敗。


山元の200試合を勝利で飾ることはできず…浜松は立ち上がりこそ、それなりに締まったDFを見せたがそこから40分間盛り上がることもなくあまり見せ場をつくれなかった。対する府中もあまり良い状態には感じず、連敗が続く同士らしい試合だった…


フラッシュインタビューを受けたのは13.渡邉選手。中国への短期移籍から復帰後、連敗が続いていたが中断前にストップ。ここから再び上位浮上を誓う。
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【ゼビオFリーグ第13節 小田原セントラル1日目第3試合】
名古屋オーシャンズ 5-5 フウガドールすみだ(前半1-1)

youtubeダイジェスト動画
https://youtu.be/xSNh-1SIi48


この小田原セントラルの目玉はこの中断前の首位決定戦。期待に違わぬ好勝負となった。絶対王者名古屋がここで首位を奪還するのか、すみだが名古屋相手にリーグ初勝利を決めるか!?


前半終了時点でのスコアは1-1。10.シンビーニャの"新・シャチホコシュート"で名古屋が先制するが、11.清水のゴールですぐに追いつくすみだ。1-1というスコアからは伝わらないこの緊迫感。ゲームのあらゆるところにデュエルが溢れている。


後半は壮絶な点の取り合いとなった。4分に16.岡山が、さらに5分に77.ボラがゴールを決め、逆転から一気にすみだがリードを広げる。


しかし、このまま沈む絶対王者じゃない!8分にセットプレーから新加入の6.ダニエル サカイがゴールし、1点差に詰め寄ると後半残5分から名古屋は14.安藤をGKにパワープレーを開始。するとパワープレーから17.八木が決めてついに同点!!


勝利のためになおパワープレーを続ける名古屋。14.安藤のシュートがファーにこぼれ、これを11.セルジーニョ思いっきり振り抜いてゴール!!


すると今度は逆転されたすみだが7.稲葉をGKにパワープレー、相手クリアボールを拾った14.西谷がゴール正面から強烈シュートを突き刺し4-4の同点に!!


まだ終わらない!後半残25秒、名古屋再びのパワープレーから素晴らしいパスワークで11.セルジーニョが突き刺す!!会場のボルテージは最高潮!!


やはり勝者は名古屋か…?そう思いかけたが、まだまだまだ終わらなかった。なんと残り12秒というところですみだ14.西谷が同点弾を決めてシーソーゲームはドロー決着!!暫定とはいえすみだが首位をキープした。


Fリーグで試合後にこれほど拍手が鳴り響いた試合をぼくはほかに知らない。素晴らしい、まさに死闘だった。
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【ゼビオFリーグ第13節 小田原セントラル2日目第1試合】
バサジィ大分 7-5 バルドラール浦安(前半1-2)

浦安ゴールダイジェスト動画
http://youtu.be/j67xLps-8rc


浦安は先週名古屋セントラルでも活躍した新加入外国人2人を先発に起用。6.荒牧のゴールで先制しながらも一時は追いつかれた浦安だが、5.小宮山の魂のゴールで勝ち越して折り返し。ピンチも少なくないがGK12.藤原の守備も堅い!!


後半はなんと開始9秒で奪った大分9.松永の同点ゴールを皮切りに激しい点の取り合いとなる。


すぐに32.ケニーのゴールで勝ち越され、再び浦安に傾きかけた流れを引き戻したのは、11.ディドゥダが右サイドライン際から放った目の覚めるような20mスーパーキャノンシュート!!


取って取られての展開のなかで10.仁部屋のドリブル突破が相手レッドカードを誘い、これをきっかけに最終的には大分が7-5と逆転勝利。仁部屋自身も巧みなループシュートでゴール!
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【ゼビオFリーグ第13節 小田原セントラル2日目第2試合】
湘南ベルマーレ 1-2 ペスカドーラ町田(前半1-1)

町田ゴールダイジェスト動画
https://youtu.be/A1XPiUF0oZo

湘南ゴール動画
https://youtu.be/UvDfwzmCdqk


今季初の境川決戦、湘南は新加入の大型ゴレイロ、87.フィウーザが早速先発入り。その実力やいかに!? このフィウーザもまた、ハーフラインを越えて攻撃参加するタイプのGKのようだ。しかしFリーグの審判のカウントのタイミングが感覚と違うようで、ドリブル中に4秒を取られる場面もあった。


前半9分、先制は湘南。フィウーザに負けじと?攻撃参加した町田GK1.イゴールの縦パスを2人がかりのディフェンスでカットすると10.ロドリゴが冷静にパワープレー返し。サポーターを煽る!6ファウルで与えてしまった第2PKもフィウーザがストップ!!


しかし前半17分、10.森岡薫が左サイドでのアイソレーションから放ったシュートがオウンゴールを誘い、1-1の同点で折り返すと…


後半15分、セットプレーから16.篠崎がゴールを決めて町田が逆転勝利。湘南も粘り強い守備を見せたがあと一歩及ばなかった。


デビュー戦でいきなり第2PKを2度もストップするなど存在感を見せた87.フィウーザ。シーズン前から政野屋が離脱し、ずっと一人で湘南ゴールを守ってきた12.上原との正GK争いも注目される。


ピヴォとして得点力の欠如を指摘されていた7.岡村はフィクソへのコンバートに活路を見出したか?この試合では最後尾で10.森岡と何度もマッチアップ。守備だけでなくカウンター時には後列から抜け出すドリブルで攻撃チャンスを作った。
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【ゼビオFリーグ第13節 小田原セントラル2日目第2試合】
デウソン神戸 2-0 ヴォスクオーレ仙台(前半1-0)


小田原セントラルの最終試合となった1戦は4分、左角に入った7.原田へのピヴォ当てから、その落としのパスに最後尾から猛然と飛び込んだ2.鈴村のゴールで神戸が先制する。


神戸に攻め込まれる時間帯が長く続く仙台だが、GK23.矢澤の好セーブに何度も助けられなんとか失点を1に抑えて折り返し。後半も、Yの字をつくってプレスを仕掛ける仙台が粘り強く守りながら、1点差のままで終盤へ…


ここまで耐えに耐えた仙台が10.狩野をGKにパワープレーで逆転に賭けるが、9.岡崎にパワープレーを返され完敗。2-0で神戸が勝利した。


フラッシュインタビューを受けたのは神戸ゴレイロ小石峯、この小田原セントラル唯一となった完封勝利を達成。新守護神の活躍で神戸は6勝6敗1分と勝率を5分まで引き戻し、順位を6位にまで上げて中断期間を迎える。
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ハーフタイムを賑やかすのはおなじみのウサダーとライフガードガール、しかしこの日はハチロクカーが乗り入れられないからか、ライフガードのサンプリング配布はありませんでした。蒸し暑い小田原アリーナでこそ飲みたかったなぁ。ライフガード。。。


2日目には湘南OB選手たちと地元社会人サッカーチームのエキシビションマッチが行われた。山中秀太や金井智之などつい昨季まで在籍していた選手から、藤井健太に遠藤晃夫、岡野健などが出場。相根澄前監督もプレーヤーとして参加のはずだったが、前の試合の解説者業務が押してユニフォームに着替える時間がなく、監督として参加。


今度こそ撮れました。右からスーパーサイヤ人、スーパーサイヤ人ロゼ、スーパーサイヤ人ブルー!? #名古屋の若手超サイヤ人トリオ


神戸×仙台戦のハーフタイム、キックターゲットゲームに加藤未央さん登場。試合後のインタビュアーは務めても、こうして前の方に出てくるのは珍しいような。


お手本としてキックターゲットに挑戦、なかなか豪快なシュートを決めるが的には当たらず(PK戦だったら満点でしたね・笑)


ラストには加藤未央さんに今シーズンの名刺を頂いちゃいました😆声を掛けたら、わざわざ鞄の底から名刺を出すために一度戻ってくれて…神対応ありがとうございます!! ※今も継続してるかわかりませんが、昨季途中から会場でのサインやツーショット写真はご遠慮くださいとのことです。ご注意を。
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さてさて、こんなセントラルの全試合は「スカパー!J SPORTS」で絶賛放映中です。特に名古屋×すみだは今季ここまでのベストゲームと呼んでも過言ではないはず!!
http://www.jsports.co.jp/program_guide/61108.html

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Fリーグオールスター中間発表紹介&名古屋セントラルおまけフォト
http://labola.jp/diary/4119015003

代々木セントラル全6試合ミニレポート
http://labola.jp/diary/3720305000

















































































































































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