派遣営業マンの憂鬱の話

派遣会社の営業マンとして一番緊張するのがスタッフの就業開始日の晩です。

これを乗り越えたなら3日後、3ヶ月後、1年と続きその後は良くも悪くもだらだら続くもんです。

問題がでる社員ほど早いわけで。


今日は2人派遣開始でした。


家に帰り着く頃を見計らって電話します。

1人目は







“問題ないですよ。
頑張って早く慣れたいです”

よしよし。


で2人目は








“今日1日働いてはっきりしました。私にはミスマッチです。長く続ける仕事ではないと感じたので辞めます”


もうこの手の話が出ても“日記のネタになる”としか思わなくなった下名は多分一人前の派遣営業マンになったんでしょう。

後は先方に納得の行く理由を聞き出して謝る→次探す→やれやれです。


理由を聞くと“雰囲気がミスマッチ”とアンニュイなお答え。

そんな理由ではこっちも納得できるわけがなくしつこく聞きます。

すると“プレハブで働きたくない”“エコだかしらないがいたるところの電気をつけたり消したりする”“水回り、デスクが古い”と出るわ出るわ。
まあ業務説明の時にこれはちゃんと説明してあるんですけどね。
その上で働きたいといって来たのはあんただろ。
と言うのは言いっこなしなんでしょうね。都合が良い話です。

最終的に“むらかみさんもこういったお仕事をされている方なら汲んでください”と怒られちゃいました。

本当に困った人です。

明日は予定変更でお詫び行脚です。


ほかにも仕事が山積みなんですけどね…


さあ明日も頑張ろ。

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