仮面ライダ響鬼レビュー(前編)の話


これは仮面ライダーですか?
いいえ、“鬼”です。

ささ、ついに始まりました。
私の日記シリーズの中でも、
読み手を選んで仕方ないこのシリーズ。
そうです。仮面ライダーレビュー!!
今回は仮面ライダー響鬼(TVシリーズ)レビュー前編
をお送りします。




ええ、どうぞどうぞ。
バックブラウザ押すなら今のうちです。
見終わった頃には“鬼の虜”間違いなしです・・・




さてさて、この仮面ライダー。
見れば見るほど、知れば知るほど、

平成のライダーシリーズの中でも
異端中の異端です。



一番最初に突っ込みたいのは、やっぱり風貌ですね。
どう見ても鬼です。
いちおうヒーローです。
老婆心ながら、子供受けは一切しなさそうですね。

そして、劇中の登場人物が誰一人として
“仮面ライダー”という単語を
発しません。
主人公の響鬼(ひびき)さんいわく、
“鬼になって
人助けって
所かな・・・”
と常軌を逸した言葉を発しています。












今回の仮面ライダーは日本全国に出没する
魔化魎(まかもう)を
“鬼”とそれをサポートする集団の猛士(たけし)
が古くは江戸時代から人々の命を
守っているという設定でストーリーが進みます。




振り仮名うつのもめんどくさけりゃ、
キーボードで変換するのも面倒くさい・・・



仮面ライダーと言えば
改造人間だったり、
未来に選ばれた者だったり、
宿命めいた動機が多いんですが、
この“鬼”は従来の仮面ライダーにはない
画期的なシステムで変身することが出来ます。




その方法とは・・・
鬼に弟子にしてもらい、修行を積み、
鍛えることで変身できるようになります。

つまりは志願制です。

ヒーローの宿命とか苦悩とか
そういったものとは一切無縁です。
人助けの為に彼らは“鬼”となるんですね。
画期的過ぎます。
あなたも身近な“鬼”を見つけて
是非、弟子入りしてみてください。
絶対に後悔します。







しかも、鬼になったあかつきには
源氏名をもらえます。
主人公、響鬼(ひびき)に加えて
威吹鬼(いぶき)、
轟鬼(とどろき)、
斬鬼(ざんき)=画像といった形で
鬼になったら名前をもらえます。
それまでは適当に苗字で呼ばれますから、
名前をもらうと言うことは、
やはり1人前の証拠なのです。










さて、話をちょっと戻しますが、
この鬼。日本全国で魔化魍と戦っていますが、
本編では関東地区しか出てきません。
関東地区だけで、あんだけ人が死んだり、
バケモノ(しかも結構なサイズ)がでたりしたら、
日本政府もさすがに動くかと思われますが・・・
結局、最後まで“猛士”にまかせっきり。
猛士があればアメリカも怖くないような気がします。







戦い方もいたって斬新。
魔化網を鬼の音撃で清めることによって、
封じることが出来るんです。
こんな必殺技、今までの仮面ライダーにありましたか?
ドンドコドン。






しかしながら、今回の仮面ライダー。
変身ポーズは非常にかっこいいです。
これは、キッズも真似したくなるんじゃないですか?

この次のシリーズとなる仮面ライダーカブトでは
変身ポーズがない事で議論を呼びましたが、
響鬼ではノープロムレブです。






ただひとつ大問題なのは主人公が
バイクに乗れないこと・・・
この設定はよっぽど不評だったのか、
主人公が頑張ってバイクに乗る練習をする
と言う衝撃的なおまけエピソードで、
後編からバイクを使用するようになります。
本人たちは鬼と言ってはばかりませんが
一応、ライダーですからね。
ちゃんとライドしてくれなきゃ困ります。








そして、OPテーマ・EDテーマ・・・
前半にいたってはOPテーマはインストです。
今から、大河ドラマでも始まるんじゃないかと
言うような渋い曲で始まります。
そしてED・・・初見で度肝を抜かれました。
布施明です。シクラメンの香りです。
岡けんた・ゆうたもビックリのええ声です。

てかキッズはこのCDを買いたがるんでしょうか。
全く持って謎です。









と言うわけで前編では響鬼の世界観を
中心にいじってみました。
突っ込みだしたら、もっと止まりませんが、
後編ではストーリーを中心に、
いじって行きたいと思います。












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