CiNEMA ReVIEW 12

“仮面ライダーウィザード in Magic Land”





劇場版 仮面ライダーはなんかどんどん詰まらなくなっていく。そもそも、仮面ライダーは怪奇モノがその原点であった。まぁ、早々にそんな雰囲気はなくなってしまったが・・・・けれども、そのストーリー性からしてシリアスであった方がしっくり来ると思うのだが、今回は（今回も？）ふざけ過ぎである。設定も異世界（パラレルワールド？）。最近よく観る、そして、もう使い古された設定である。

その世界では、誰でもが魔法使いでライダーに変身出来る。その変身後の姿が仮面ライダーメイジである。レギュラーシリーズでメデューサの妹であった稲森真由が変身したライダーのデザインの使い回し。メイジのコスチューム自体が量産型だもんなぁ(笑)

敵役である金の魔法使い―仮面ライダーソーサラーの頭部デザインも、なんか魔女の帽子をモチーフにしてない？

また、夏が来ます。とにかく作らないとね。っていう、なんともヤル気の感じられない仕上がりになっております(笑)



余談だけど、新シリーズの鎧武（ガイム）、フルーツがモチーフって。なんか新しい要素を付け加えようとしているのは解るけど、そろそろネタ切れなんじゃないの？こういう特撮なんかは、水戸黄門バリにお決まりの繰り返しでもいいのに・・・・あっ！そうすると裾野が広がらないのね。