これでいいのか？

今年の埼玉スタジアムは色々ありまして

しかも成績・人気上位クラブ同士の戦いにおいて発生しているのが
Ｊリーグ機構側として、最も頭の痛い話だろう

浦和レッズは緩衝帯を拡げる、
持ち物検査の徹底、警備員の増員などの対策を発表した


率直な意見を言わせて貰えば
バカな事をやった一部のサポーター同士の争いのせいで

その他多くの（他クラブ含む）サポーターが
拡がった緩衝帯のせいで入場数が減ってしまい
持ち物検査の時間が増えて入場までの無駄な時間が増える
という理不尽な対応を受けなければならない

ひとつＪリーグという括りで考えれば
入場者個々の正当性を証明できるならばやむをえない措置かもしれない

でも、ホンと一握りの愚か者達のせいで不自由な思いをしなくてはならないのは
いかがなものか？


事の流れをいまさらどうこう言いたくないけれど

最初に、サポーターとしての道に外れた行為をやったのは
複数のアウェイエリアの観客（サポなんて思いたくない）で

自分の子供が頭からびしょ濡れになって泣いていても
コレといった反撃はしていなかった浦和サポには
胸が締め付けられる思いである

本来ならばこの段階で運営側が試合をストップしてでも
問題を排除すべきだったのではないか
そうすればその後におこるホーム側観客（同じくサポじゃ無いよ）の反撃も起きなかった

そう考えると最初のアウェイ側の挑発も問題だが
浦和レッズの運営方針に大きな問題があるという事なんだろう


2000万円の制裁金を支払ってその点を反省してくれるならばよいけれど
あらぬ方向へと対策をするならば再発するのは目に見えている


そして今回の当事者への処分が発表された
いやらしい見方をしてしまうと・・・

この当事者はガンバ大阪の試合には
ホームアウェー問わず未来永劫、どんなに謝罪をしようとも
観戦することは出来ないことをガンバ大阪が発表した

では“セレッソ大阪”ならどうか？
“ヴィッセル神戸”なら？
そもそも“浦和レッズ”の試合でもさいたまスタジアムでも
Ｊリーグの観戦は可能なわけですよね


だいたいこの当事者はガンバ大阪に所属する人間でもなんでもない
たしかにガンバ大阪を支援するサポーターグループのひとつに所属してはいたが
それら団体の管理責任がガンバ大阪にあるのでしょうか？
不思議ですよね

これがＪリーグや日本サッカー協会の行った処分ならわかるけど
ガンバ大阪の下した処分なのでこんな片手落ちの処分しか出せない

どうせならばこの二度とあってはならない事件の当事者として
Ｊリーグからの処分をして欲しかった

欲をいえば、後半に反撃を始めたホーム側の観客も
厳重な処分がなされるべきではなかったか？


悲しい話ですが、あの日の試合は
水風船が投げ入れられた時点で没収試合にしてもらいたかった
そうすれば今回のようなつらい処分は下されなかっただろうし
クラブへ科せられた制裁金ももう少し小額で済んだのではなかろうか

まだまだ言いたい事はたくさんあるけれど
文字制限に掛かってしまうのでこれまで

以下新聞社のＷｅｂサイトより記事の引用

サッカーＪリーグのガンバ大阪は２１日、
浦和レッズ戦（５月１７日、埼玉スタジアム）で
サポーター同士が小競り合いとなり負傷者が出た問題で、
騒動の発端を作った２人を
永久入場禁止とする処分を発表した。

Ｊリーグでは、誓約文の提出などを条件に
処分解除の可能性を残す「無期限禁止」はこれまでもあったが、
「永久」という言葉を使って
二度と入場を認めない態度をクラブ側が示すのは初めてとなる。
asahi.com/関西より引用
Ｗｅｂ魚拓