先制点が全ての勝ち点1

  • もぐら
    2007年10月05日 13:25 visibility44


サポーターの心を読めないJリーグ首脳部へアピールする横断幕も出たこの試合
試合の方はどうしても点が取れない
川崎が勝ち点3を取る日はいつ来るのか?

リーグ戦終盤に入り降格組との取りこぼしの許されない試合が続く川崎
降格組との連戦はサポーターを含めて最後の力を振り絞り
思いがけない力を発揮してくる、いわゆる崖っぷちクラブたち

茂原を出場停止で欠きながら
下位に甘んじているチームとは思えない素早い攻守の切り返しで
再三川崎ゴールを襲う

川崎の失点シーンも、終始決定力不足に泣いた川崎が
甲府ゴール前で攻撃を防がれた後のカウンターだった

ゴール間際までの手順やスピードはお互いに差が無かったこの日
一番の違いは詰めの問題か

かねてよりサイドの使い方に問題を抱える川崎は
バカのひとつ覚えのようにせっかくのチャンスに無理な中央突破からつぶされて行くのに対し
きちんとサイドを使って川崎DFを翻弄する甲府には
ACL敗戦から時間の経っていない川崎には精神的にも肉体的にも打つ術がなかった

個人の力の差は日本代表に選出されている選手の数や得点ランキングをみればはっきりしている
しかし、個別能力以上に、選手間のコミュニケーションや戦術への理解度の差が
この日の先制点につながった様に思う

両クラブともに時折激しく降りつける雨に苦しみながら
選手もサポーターも必死だった

これまでよく見てきた浦和でもあるのだが
人数を減らした方ががっちり守ってワンチャンスにかけるしか選択は残されず
逆に数的優位に立った側が攻めあぐねるというのはよくあるパターン

まして先制された川崎には焦りも重なり
経過する時間は過密日程の代償として蓄積した疲労が足を止めていく

甲府は次々と退場者を出しながらもカウンターからの先制点を守りきり
ほとんどこの日は勝利していた、


しかし水曜日のACL準々決勝で両チームで唯一PKを外したタニが
まさに九死に一生を得るゴールを奪った。

負けなくなったと言ってよいのか
大分戦と同様にギリギリで引き分けになる粘りはあるのに
なぜこの得点能力が先制点に生かされないのだろう

次節はできることならば前半15分まで死ぬ気で走り回って1点でもリードして欲しい


まずひとり退場


そして川崎の選手が倒れる中二人目の退場

数的優位は必ずしもゲームを優位に運べない事が
立証されてしまう



























































二人の退場者を出しながら
引き分けに終わった甲府を褒めたい



今年3度目の雨中観戦となったこの日
雨の中で一番熱かったアウェイサポに
改めて拍手を贈りたい

そして来年も此処で逢おうね





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