トスとティー 3の2

  • 源内
    2013年06月21日 23:48 visibility168

雨かぁ。バッセン行きたいけど、無理だなぁ。


トスとティー

ティーバッティングの2回目です。

「日本人独特の練習?」




スペースが狭い練習場では、ティーをする位しか居残り練習の方法が無かった。

例えば私の大学ん時の話。

ウェートやろうとしても、ラグビー部やアメフト部に占領され、メイングラウンドは時間割で、且つ外野の一部はサッカー部やラグビー部やアメフト部が使ってる。

時間割も硬式野球部、軟式野球部、草野球チームの3つを均等割りし、更に校舎の違う医学部の準硬式野球部がたまに使うので、大学内では一部にも昇格し、最も花形な筈の硬式野球部だのに練習に使える時間が少なかったです。


というか、肩身狭かったです(^-^;
割り当てられる予算も他の一部大学に比べ明らかに少なかったですし。


そんな野球部がやる練習は限られておりました。

校舎裏の山道坂道をダッシュしたり、誰もいない夜にブルペン使ったり、軟式野球部の横でティーをしたり、雨の日は体育館の観客席を走ってたり、メインの練習以外はかなり肩身狭かったです。


よく、ティーをまともにやるのは日本くらい、と言いますが、こういう事情もあるんでしょうね、それぞれに。特に肩身が狭いと。


確かにドミニカでしたっけ?メジャーリーグチームの持つ野球アカデミーの映像を見ても、ティーバッティングは、球を棒に置いて遠くに飛ばすタイプのティーですからね。これは私の言うティーバッティングとは違います。遠くに飛ばす為の訓練で、それが証拠に、ティー専用のスペースが確保されていました。日本じゃ、まず見られません。
同じ練習をやるにしても、グラウンド全部を使い、守備をつかせます。それか、効率を重視する視点から、同じ練習をやるにしても、トスを上げるティーと同じ場所でやり、同時に何人もが、一遍にやります。


あと、これは日本人の体格の問題もあると思います。黒人にしろ、白人にしろ、韓国人にしろ、中国人にしろ、手足長い人が多いんですよね。身体の比率で見ると。だから彼らがコンパクトなスイングをさせようとしても、野球を覚える段階では簡単には納得しないでしょう。

遠くに飛ばせたらいいじゃん、(いいじゃん、)と思ったら、コンパクトに振り抜いて、だなんて理屈は信用しなくなります。それよか、遠くに飛ばすには、を第一に考えさせる方が指導者も楽じゃん(楽じゃん、)となるのは道理。

神様、ベーブ・ルースの例なんて典型的です。理屈抜きのダウンスイングでもいいんですから。

更にティーはコースを打ち分ける技術も磨けます。しかし日本人より遥に雑っ把な基本思想を持つラテン系の人や、黒人系の人に、それを学ばせるのは大変です。同じ黄色人種ですら、日本人の持つ繊細さに適う民族はなかなかいません。
日本語教育の勉強をしていた時、黒人系と白人系という枠以外で、私が接した人では、台湾、香港かフィリピン、インドの人は多分割と繊細だと思いました。
それ以外は知りません。


白人の場合、繊細というよりは神経質、が正しいと見てます。バッティングに於いても多分、打球コースを振り分けるような、例えるなら落合元監督みたいなバッティングが地になる人は、少ないと思います。メジャーリーグ等見てると、ピンポイントで狙うのは報復ピッチャーライナー位です。

ピッチャー返しは、割と誰でもやりますからね。ダルビッシュ有選手が沢山空振りを取れるのも、本人のインタビュー記事か何かで、メジャーは見切りが早いから落ちるボールを投げたら空振りが取れる、と言ってましたが、振り抜く事を第一に考えたら、見切りは早いように見えるのも道理です。


そこで新井コーチのティーバッティングの件です。

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