
固定観念は悪、先入観は罪
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谷本俊介2013年12月20日 15:05 visibility27
現在、バスで大阪に向けて移動中。
明日が年内最後の試合となります。
あっという間の27試合目。
昨シーズンと同じレギュレーションなら、これが最終節に相当しますが、今シーズンはここからさらに9試合を戦います。
まだまだ先は長いですね。
けれども、この素晴らしいチームで長く過ごせるのは、とても幸せなこと。
それだけ毎日が充実してるからです。
チームは勝つために毎日のトレーニングでハードワークし、
選手はメンバー争いのためにワンプレーに集中し、全力を注ぐ。
プレーの質はまだまだ高いとは言えないかもしれませんが、日々進歩していることは間違いありません。
毎週行う紅白戦は、以前に比べればレベルは上がり、ハイスピード、ハイテンションのプレーが繰り広げられるので、見る側として非常に楽しませてもらっています。
できるなら、ファンの方々にも是非見てもらいたいですね。
しかし、楽しんでばかりもいられません。
当然、その中から12名を選ぶ作業は、最も大変な仕事になります。
紅白戦では敢えてメンバーを固定することなく、わざと色々な選手を組み合わせることで、選手たちに揺さぶりをかけ、プレー、メンタル、コンディションの質を見定める。
その中で自分の長所を発揮できているか、
安定したプレーができているか、
味方と協力できているか、
いくつかの基準で評価します。
選手を評価する際には、頭を真っ白にし、できる限り公平な目で観察。
野球の野村監督の名言
「固定観念は悪、先入観は罪」と言う言葉通り、
「見つける」「探す」「感じる」ことが大切。
その純粋な目で選び抜いた選手達がベストメンバーであり、
実力、能力ではなく、練習で良い結果を残した選手が、試合でも結果を残すと言うのが私の信条。
とは言えメンバーから漏れた選手が、悪いかとい言えば決してそうではなく、それぞれに良い持ち味があり、素晴らしい選手達。
今のチームでは、ハイレベルな競争にうち勝つためには、常に継続して良いプレーをすることが求められます。
メンバーから外れた選手については、悔しい気持ちをバネに、さらに良いプレーができるように、成長してもらいたい。
敗北感、挫折感は人を成長させる良いきっかけになります。
自分は監督として、成長の手助けをし、来たるタイミングでチャンスを与える。
有難いのは、このチームの選手達は、どんな状況でも腐ることなく前向きな姿勢を持ち続け、対話してくれること。
そういった姿勢が、試合での劣勢を跳ね返す力に繋がっているんだと思います。
明日の試合も厳しい試合になるかと思いますが、その厳しい状況こそ、前向きに戦います!
写真はチーム最年長のマルコスの誕生日のお祝いに一枚です。
おめでとう マルコス!
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- 事務局に通報しました。
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