スポーツと、政治と、経済

ルールにのっとって、公正に行われるべきスポーツの世界でも

「政治」や「経済」を無視することはできません。

 

今年に入り目に付いたのは、いわゆる「政治的な決着」。

そして、その大半は「経済的な理由」が含まれています。

 

サッカーじゃありませんが、モータースポーツの最高峰・F1では

ある有名ドライバーが

「予選中、故意にコース上に車を止め、他のドライバーの走行を妨害した」

ということで、予選タイムの抹消処分を受けました。

もともと、イタリアの名門チームには甘いという政治的な側面に加えて

興行的に、出場停止などの処分を下してしまうわけにはいかなかったので

「大甘」の処分になりました。

 

野球のWBCでは、興行面があまりにも優先され、強引なアメリカの政治的な

手法もあって、批判が噴出。出場を見合わせる有名選手も続出して

世界一という大会そのものの意味が問われる事態にもなりました。

日本が優勝しちゃったので、日本国内では「よかったね」で終わっちゃいましたが。

 

さあ、サッカーです。ワールドカップ決勝での「世紀の頭突き」では

両者に罰金と出場停止。頭突きすることが悪いのは当たり前ですが

姉だろうが、母親だろうが、相手を挑発することが選手の“技術”の1つであり

挑発に乗ったほうが悪いだなんていうプレイヤーを、そのまま放置しておくことが

サッカー界のためにいいことであるとは思えません。引退してしまうジダンには

実効力のある処分を下せないため、甘くなってしまうのはしかたないでしょうけど

「もう終わりにしたい」という関係者の意図が見え見えでしたよね。

 

さて、イタリアの不正疑惑。失望を通り越して、あきれるというか

笑うしかない、というより、笑うことすらできない。

気がつけば、WBC以外の全てがイタリアがらみ。これは偶然なのでしょうか。

 

まあ、人のこと言う前に、JFAはどうなんだ!って話も

あるんですけどね。

 

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