スポーツと、政治と、経済
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orange fantasia
2006年07月27日 14:38 visibility70
ルールにのっとって、公正に行われるべきスポーツの世界でも
「政治」や「経済」を無視することはできません。
今年に入り目に付いたのは、いわゆる「政治的な決着」。
そして、その大半は「経済的な理由」が含まれています。
サッカーじゃありませんが、モータースポーツの最高峰・F1では
ある有名ドライバーが
「予選中、故意にコース上に車を止め、他のドライバーの走行を妨害した」
ということで、予選タイムの抹消処分を受けました。
もともと、イタリアの名門チームには甘いという政治的な側面に加えて
興行的に、出場停止などの処分を下してしまうわけにはいかなかったので
「大甘」の処分になりました。
野球のWBCでは、興行面があまりにも優先され、強引なアメリカの政治的な
手法もあって、批判が噴出。出場を見合わせる有名選手も続出して
世界一という大会そのものの意味が問われる事態にもなりました。
日本が優勝しちゃったので、日本国内では「よかったね」で終わっちゃいましたが。
さあ、サッカーです。ワールドカップ決勝での「世紀の頭突き」では
両者に罰金と出場停止。頭突きすることが悪いのは当たり前ですが
姉だろうが、母親だろうが、相手を挑発することが選手の“技術”の1つであり
挑発に乗ったほうが悪いだなんていうプレイヤーを、そのまま放置しておくことが
サッカー界のためにいいことであるとは思えません。引退してしまうジダンには
実効力のある処分を下せないため、甘くなってしまうのはしかたないでしょうけど
「もう終わりにしたい」という関係者の意図が見え見えでしたよね。
さて、イタリアの不正疑惑。失望を通り越して、あきれるというか
笑うしかない、というより、笑うことすらできない。
気がつけば、WBC以外の全てがイタリアがらみ。これは偶然なのでしょうか。
まあ、人のこと言う前に、JFAはどうなんだ!って話も
あるんですけどね。
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- 事務局に通報しました。
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