本の紹介!

  • ま ゆ
    2015年02月14日 21:07 visibility91

気づいたら前回ブログを更新してから1カ月以上たっていました。

アルバイト期間を含めると入社して1年が経つわけですが、まだまだ目まぐるしい毎日です。

先月ぐらいの話ですが、忙しい時期に入り、初めてやる業務だったので、上手くいかない事があり、同じグループの人から、怒られてばかりの毎日でした。自分のグループは会社の中で1、2を争う仕事量があり、本当に忙しいので、イライラするのも理解出来るのですが、それにしても、ちょっと怒りすぎなんじゃないかと感じていました。自分が間違えた理解をしていて、それによって起こったミスを指導してくれるのはありがたい事ですが、明らかにそんなに悪い事をしていないのに、自分の気分で、八つ当たり的な感じで、とてもひどい事を一日中言われたりもしました。

 

正直、その期間は本当に気持ちが落ち込んでいて、人は怒られ続けたらどうなるんだろう?という疑問がわいたり、軽い気持ちですが、転職サイトに登録してみたりもしました。

 

まぁ、そんな感じでしばらく耐えていて、泣きそうな毎日でしたが、とりあえず会社へ行っていました。そんな時に読んだ本がラグビーの五郎丸歩選手の「不動の魂」。

 

この本の中で好きなところを紹介したいと思います。

「理不尽な練習も経験した。ただ、その経験はプラスにもなった。もちろん、理不尽な練習をすれば強くなるというわけではない。だけど、理不尽な練習を経験したということは、その先の人生で理不尽な場面に出会っても『これくらいは平気だ」と思えるプラス部分があった。それはラグビーだけでなく、仕事をしていく場面にも当てはまる・・・」

 

「大学2年のシーズンは、前の年に比べて、肩の力を抜いてプレーする事ができた。1年生のときは、自分のすべての時間をラグビーに費やさなければ、すべてのエネルギーをラグビーに注がなければという義務感を感じていた。誰に言われたわけでもなかったのに。だが2年生のシーズンは、そこまで自分を追い込むことなく、過ごすことができた。それが、シーズンの良い結果につながったひとつの原因でもあったと思う。」

 

こんな言葉が本に書かれていたので、どの世界でも理不尽な事があるのは仕方がないとか、今まで仕事仕事と思っていたけれど、もう少し肩の力を抜いて、むきになって頑張ろう頑張ろうというのはやめようと思ったり、あとは優れたキッカーはルーティンを持っているというのを知って、確かに、仕事でも、同じ事だなぁと思って、これをやったらこれをやるというのを自分の中で確立させようと思ったり、色々と自分に活かせる点がたくさん載っていました。

 

そして、そんな毎日を送っていたある日とある情報が入ってきました。私があまりにも怒られてばかりの様子を見かねた他のグループの上司が、上層部にそれを伝えてくれたようで、次の週からは全く怒られなくなりました。正直、それはそれで裏があると思うので、すごく怖いのですが。

 

そういえば最近の毎日の楽しみは、ラジオ局の前を通る事です。今までは会社までバスを使っていたのですが、体力づくりと節約を兼ねて徒歩で通勤するようにしました。途中にラジオ局があるので、その様子を見るのがとても楽しみです。中学生の頃からラジオを聴くようになったのですが、その頃から聴いていたラジオ番組のDJさんが、目の前でしゃべっているのを見るのはとても不思議でわくわくする気持ちになるし、何より元気をもらえます!!たまたまだとは思いますが、そのラジオ局の前を通るようになってから全然怒られなくなったんです。今までひどく怒られ続けてきたので、またそういう事が起こるんじゃないかと不安になるのですが、ラジオ局の前を通るとDJさんから手を振ってくれたり、会釈をしてくれたりと、とても元気をもらえました!

 

毎日の生活にこんなにも楽しい事を見つけられたのは、本当に良かったです。そして、そんな感じで何とか仕事をしていた時、いつものように会社へ行くと今日から新入社員がアルバイトとしてうちのグループに来るからという報告を受けました。噂では聞いていたけど、朝突然言われ、その日からまさかの後輩が出来ました。しかも、一番最初の仕事は私が教えるという事に!自分も去年の同じ時期から働いているので、去年の事を思い出して、ここが間違えやすい等の指導をしました。一年前、働き始めた時、一年後には誰かに教える立場になっていると誰が想像していたでしょうか。きっと、今まで怒られてばかりの私が、後輩に指導をしている姿は、周りからみるとこっけいだろうなぁと思いつつ教えました。でも、自分が右も左も分からなかった分、最初はこのへんが難しいだろうけどということも含めて、丁寧に教えたいと思っています。周りの上司は、忙しい時期だからダラダラ先輩に質問すると怒られるとくぎを刺していました。私も去年というか今も、やっぱり忙しい時期に先輩に質問をするのはとても気が引けるのですが、質問せず自分の判断で、失敗をするのは手間にもなるし、そこでまた怒られる事にもなるし・・・と思っていて。だから、少しその後輩と別の部屋に行ったときに、自分も昨年の同じ時期に入ったばかりだから全然気を使わなくていいし、難しい事は分からなくて申し訳ないけれど、どんどん質問をしてほしいという事を伝えました。

 

昨年の今頃は、グループの先輩を見て、入社3年目で後輩を持つのは大変だろうなぁなんて思っていたけど、まさか入社1年で後輩を持つことになるとは!でも、人に教えるというのはとても、貴重な経験だと思うし、大変な部分もあるかもしれないけれど、すごく自分のためになるなと思うので、何とか自分の指導で後輩をだめにしないように、成長してもらいたいなぁ~

 

後輩が出来た分、自分がしっかりしないとというプレッシャーもあって、特に知識をつける面ではもっとやれると思うようになりました。来週からも女性は7時まで仕事のはずが、自分のグループは男性と同じ9時まで仕事という事で、非常に体力面で、不安しかないですが、何とか乗り越えたいです。

 

というわけで、長くなりましたが、それではまた~

 

 

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