
気持ちが実力差を埋める!!
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kam
2007年11月06日 00:39 visibility72
天皇杯4回戦 清水エスパルスVS明治大学
序盤からエスパルスに押されてた明治だけど一瞬の隙を突いてカウンターで先制。
前半は押されながらも守りきって明治1点リードのまま折り返し。
チャンスは山ほどあったのにエスパルスになかなか点が入らなかったのは、
気持ちが入った明治のディフェンスと、なんといってもキーパー関の活躍。
この試合を通して、彼が一番輝いていたと思う。
シュートへの反応や前線へのフィードの正確さはJリーガーにも全く引けを取らないし
なによりも気持ちが入っているのがTVを観ていても伝わってくる様だった。
キーパーはやっぱり気持ちが一番大事だって事を彼のプレーを見ていてとても感じた。
後半も前半同様エスパルスに明治が押される展開が続いていた。
そんな中、エスパルスがプロの意地というべきか、中央を綺麗に崩してようやく同点に・・・
その12分後にも得点を重ねてエスパルスが逆転。その後もエスパルス優位にゲームは進み
結局はJ1のチームが勝つのか・・・そんなゲーム終了間際にドラマが待っていた。
もう笛が鳴るのを待つだけかと思っていた後半44分、明治が絶好の位置からのフリーキックを得る。
最後のチャンスに中央の枚数を増やした明治。
エスパルスDFがマークに付き切れていない所で速いボールにMF増田がヘッドでうまく流し込み同点。
「うぉーー入った!!!」
久々にテレビ観ていて声が出ました(笑)
延長戦もその勢いを持って明治が勝ち越し点を取ったものの
延長後半からのエスパルスがゴリ押しのパワープレーで同点に追いつかれ、勝負はPK戦へ。
関の今日の活躍ならもしかして・・・と思ったけど、PKはエスパルスが完全に上。
5本ともキーパーがどうしようも出来ない完璧なコース、スピードのシュートだった。
PK戦で観ててあんなに差を感じたことなかったかも・・・ それくらい完璧。
一方の明治は2人目のシュートが惜しくもクロスバーに当たり外れた。
ちょっと焦ってしまった感じだったけど、あの環境下では仕方ないように思う。
あんな数のサポーターの前で俺は絶対PK蹴りたくないw
両チーム合わせて外れたのはその1本だけで、エスパルスがPK戦を制した。
リーグ戦でも前節ガンバを下して、エスパルスも決して調子が悪くはない中で
その好調なJ1チーム相手にこれだけの試合が出来た明治。
気持ちで実力差はカバーできるという事を教えてくれた。
ほんの暇つぶしのつもりで見たゲームで、こんなに熱い試合が見れたのはラッキーだったなぁ。
観戦記なんて書くことないだろうなと思っていたけど、あまりにも良い試合だったのでつい・・・
長文駄文、失礼しました。
- 事務局に通報しました。
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