ピックアップアクティブベースボールプレーヤー No.483

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    2025年10月19日 23:42 visibility77

リバン・モイネロ(リバン・モイネロ・ピタ)

国籍 キューバ

生年月日 1995/12/8

出身地 ピナール・デル・リオ州

身長/体重 178cm/69kg

ポジション 投手

投球・打席 左投左打

プロ入り 2013年

主な獲得タイトル 最優秀防御率(2024年・2025年)、最優秀中継ぎ投手(2020年)、ゴールデングラブ賞(投手部門:2024年)

 

選手としての特徴

最速156km/hのストレートと、変化球はキレのあるスライダー、大きく曲がるカーブ、チェンジアップが武器。

 

経歴 

8歳の頃から草野球を始める。12歳の頃に本格的に野球を始めると、徐々に頭角を現し始め、16歳の時にはキューバのU-23リーグでプレーし、2013年には国内プロリーグ入りを果たし、2015年には19歳でプレミア12キューバ代表入りを果たし、2017年には開催されたワールド・ベースボール・クラシックに臨むキューバ代表に選出された。

 

2017年5月に福岡ソフトバンクホークスへの育成選手としての派遣が発表された。当初背番号は143で主に二軍・三軍で登板していたが、ここで5試合に登板、9回2/3を投げ、14奪三振を奪うなど結果を残し、6月16日に支配下選手登録され、背番号は35へ変更。同月27日の日本ハム戦で一軍公式戦初登板を果たし、同年はシーズン途中の入団ながら、34試合に登板し、4勝3敗、15ホールド、1セーブ、防御率2.52と、クローザーのデニス・サファテを中心に、森唯斗・岩嵜翔、左のワンポイントの嘉弥真新也と共に勝利の方程式を担い、リーグ優勝に貢献。クライマックスシリーズファイナルステージや日本シリーズでも好リリーフを見せ、見事チームの2年ぶりの日本一奪還に貢献した。

 

2018年も前年同様ワンポイントリリーフやセットアッパーとして起用され、中継ぎ投手陣の一角を占める。同年は49試合に登板し、5勝1敗13ホールドを記録するが、防御率は4.53と安定感を欠いた。それでもクライマックスシリーズと日本シリーズで主にリリーフで登板し、チームの日本一連覇に貢献。2019年シーズンになると開幕から14試合連続無失点をマークするなど好投を披露する。夏場に左膝痛、キューバ代表として国際大会出場などでチームを離れる時期はあったが、シーズンを通して1軍の試合に出場し続け、60試合に登板し、リーグ3位の34ホールド、防御率1.52、奪三振率13.04とキャリアハイの成績を残し、3年連続日本一に大きく貢献した。

 

2020年も開幕から8回担当セットアッパーとしてフル回転。抑えの森唯斗と万全の勝ちパターンを形成し、最終的に50試合に登板し、2勝3敗38ホールド1セーブ、防御率1.69の成績で最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得。これは育成出身外国人選手として初のタイトル獲得になった。2021年は来日が遅れたこともあって調整が間に合わず開幕二軍スタート。4月6日に昇格するとセットアッパーとして例年通り好投し、4月末に守護神の森唯斗が離脱してからはクローザーに回ったが、その後キューバ代表の活動による戦線離脱や左手首の違和感、また家族の都合による帰国もあって同年は33試合の登板に終わった。それでも防御率は1.15を記録した。

 

2022年1月27日に球団と新たに3年契約を締結。レギュラーシーズンでは2年ぶりに開幕を一軍で迎え、8回のセットアッパーを務めていたが、守護神森唯斗が不振によってクローザーに転向。その後安定した投球を見せ、自身初のオールスターに選出され、第1・2戦ともに登板して無失点に抑えた。後半戦は、9月に左肩違和感でベンチを外れた期間がありながらも、出場選手登録を抹消されることはなく、自身初めて一軍でシーズンを完走。この年は53試合の登板で1勝1敗8ホールド24セーブ・防御率1.03、奪三振率14.87と圧倒的な成績を収めた。

 

2023年はロベルト・オスナの加入により、8回のセットアッパーに配置転換。開幕前には第5回WBCに出場し、キューバ代表がベスト4まで勝ち進んだこともあり、再来日は開幕2日前の3月29日となり、レギュラーシーズンの開幕は二軍で迎えた。4月11日に出場選手登録され、セットアッパーとして27試合に登板し、3勝0敗13ホールド5セーブ・防御率0.98を記録していたが、その後は左肘で痛みが発症し、鏡視下左肘関節形成術を受け、その後はリハビリを行い、9月に帰国。11月20日には松本裕一国際部部長が自身の先発転向を公表した。

 

2024年は1月にキューバリーグで手術からの実戦復帰を果たし、春季キャンプから先発として調整を進めると、開幕2試合目のオリックス戦でNPB初先発。8回3安打1四球4奪三振2失点の力投も敗戦投手となったが、NPB初完投を記録。3度目の先発登板となった4月13日の西武戦では8回3安打1四球7奪三振無失点と圧巻の内容で先発初勝利を挙げた、その後はチームの投手運用による二軍調整期間がありながらも、先発ローテーションの一角を担い、6月には4先発で3勝0敗・防御率0.67を記録し、自身初の月間MVPを受賞。さらに8月には自身初の完投勝利を挙げるなど、4先発で3勝1敗・防御率2.00を記録し、2度目の月間MVPを受賞。その後も不調による登録抹消はあったものの、同年は自身初めて規定投球回に到達し、25試合の先発登板で11勝5敗・防御率1.88と好成績を収め、4年ぶりのリーグ優勝に貢献。自身も最優秀防御率のタイトルを獲得し、また、守備率1.000を記録し、ゴールデングラブ賞を初受賞した。ポストシーズンでは、日本ハムとのCSファイナルステージ第2戦、DeNAとの日本シリーズ第2戦に先発し、いずれも勝利投手となった。

 

2025年も開幕ローテーション入りを果たし、援護に恵まれず勝利できなかった試合もあったものの、開幕7連勝を記録し、さらに6月6日のヤクルト戦で自己最多かつ球団記録となる1試合18奪三振を記録するなど、交流戦では3試合に先発登板し、年18試合制(2015年以降)の交流戦としては史上最多となる37奪三振を記録し、チームの交流戦優勝に貢献し、6月度の月間MVPを受賞した。また、交流戦期間中の6月17日には国内フリーエージェント権の資格取得条件を満たした(2026年シーズンからは日本人選手扱いとなる)。7月19日の西武戦では9回2安打2四球2奪三振無失点の内容でNPB初完封勝利を挙げ、前半戦終了時点では16試合に先発登板して8勝2敗、リーグトップの防御率1.27を記録。監督選抜で3年ぶり2度目となるオールスターに選出され、球宴第1戦に2番手で登板し、最後の打者には右投げを披露するなど、2回無失点に抑えた。その後も先発ローテーションの一角としてチームを支え、見事ホークスのリーグ2連覇に貢献。自身も最終的に24試合に登板して12勝3敗、防御率1.46を記録し、2年連続となる最優秀防御率のタイトルを獲得した。

 

プロ通算成績(14年):(NPB:9年)355試合登板 42勝17敗40セーブ135ホールド 749奪三振 防御率1.80(2025年シーズン終了時点)

 

皆さん、こんばんは!

さてクライマックスシリーズですが、なんとソフトバンクが王手から日本ハムに3連敗を喫し、まさかの逆王手を許すという崖っぷちの状況になりました・・・。

 

そんな試合の注目選手の紹介で今年最優秀防御率のタイトルを獲得するなどホークスでナンバーワンと行っても良い安定感を誇るリバン・モイネロ投手です!

 

モイネロ投手は昨年から先発に転向してからは2年連続2桁勝利、2年連続で防御率1点台で最優秀防御率のタイトルを受賞するなど目覚ましい活躍を見せています!

 

ただそんな中でホークスはCS決勝で先に王手をかけるも、その後投打ともに鳴りを潜めてまさかの3連覇を喫して日本ハムに逆王手を許しています・・・。

 

この勢いですと日本ハムが優勢に見えます。

それだけに明日先発予定のモイネロ投手にこの悪い流れを断ち切って相手に点を与えず、打線も牧原らの復調に期待してチャンスをものにして、明日勝利して2年連続日本シリーズ進出を決めてほしいと思います!

 

頑張れ!モイネロ!頑張れ!ホークス!

 

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