今季一番の内容で川崎に逆転勝利!!

  • うじ
    2011年08月16日 22:10 visibility91

浅野監督の初采配となった


前節G大阪戦は0-2で完敗。


この日は強豪・川崎をホームに迎えた。


 


<福岡>


GK 23六反


DF 3山形 6丹羽 13小原 4和田


MF 7中町 8鈴木 19成岡(22末吉) 14松浦(24重松) 16岡本(11田中佑)


FW 10城後


 


<川崎>


GK 1相澤


DF 3田中 4井川 17菊地 15實藤(6田坂)


MF 14中村 19柴崎 13山瀬(30大島) 23登里


FW 10ジュニーニョ 11小林(9矢島)


 


福岡は、出場停止以外では初めて末吉がスタメンを外れ、鈴木が先発。


右MFは田中佑に代わり成岡、成岡が務めていたトップ下は岡本。前節岡本が入った左MFに松浦。そしてワントップは高橋ではなく、この日はエースの城後が入る。


 


 


試合開始早々、川崎は福岡に素早いプレッシャーで圧力をかける。


3連敗中の川崎


最下位の福岡相手に絶対負けられない


そんな気持ちが前面に出ていた


福岡は鈴木がうまくボールを散らすが


試合をうまく運べず川崎の攻勢が続く


 


 


右に左にボールをふられ


特に實藤がフリーになる場面が多く守備陣は苦しかっただろう


15分、ジュニーニョが右サイドを突破し、中央フリーの小林にグラウンダーのクロス


「やられた」


と思ったが、このパスを読んで止めたのは


GK六反。


見事な判断!!ナイスセーブ。


 


 


逆に福岡は18分


城後が相手サイドバックの裏でボールキープ


城後はこの位置にボールを引き出すのが本当にうまい


これを松浦に落とし、松浦→鈴木


鈴木は逆サイドの山形へピンポイントのサイドチェンジ。


この試合、鈴木は素晴らしいパスさばきとサイドチェンジを繰り返し


その姿はまるで


昨年まで絶対的司令塔として福岡の左サイドに君臨した中島を思わせる


さてボールは山形から再び中央へ。ここからタテパスが松浦に入り


松浦


これをスルー


しかし城後が反応できず


惜しい!!しかし、しっかりパスをつなぎ攻撃の形はできていた。


 


 


その数分後


福岡に決定機


成岡がさすがの個人技で右サイドを突破すると


冷静に中を見て


ファーでフリーの松浦へ。


これを松浦 冷静にコースを狙うが


これはポスト!!


惜しい!! 松浦の移籍後初ゴールならず


 


 


逆に川崎にカウンターをくらい


山瀬が右サイドでボールを保持し突破にかかるが


これは小原があわてず落ち着いて対応


見事なディフェンス


続いて松浦ミスで中村にボールを奪われ


ジュニーニョめがけて見事なクロスがあげられるが


これは戻った中町下がりながら体をひねって


無理やり頭に当てる


ナイスクリア!


 


 


川崎は勢いに乗り


登里左サイドを猛スピードでドリブル突破


たまらず中町がファールで止める。


イヤな位置でのFK。中村というキッカーがいるから怖い。


右足だと、ゴールに向かうボールが蹴れるこの位置。


中村のキックは低くて速いボール


この難しいボールにチョンとあわせたのは小林。


見事なゴールで川崎が先制。


 


 


しかし福岡はあわてなかった


この後もDFラインを高く保ち


何度も川崎をオフサイドの網にかけた。


丹羽・小原のラインコントロールは絶妙。この後福岡が勢いに乗れたのも


彼らのラインコントロールの賜。


 


 


27分 山形→成岡→中町シュート


30分 城後→山形→松浦→岡本シュート


39分 鈴木→和田 でかいクロス 中町スライディングで突っ込む


42分 小原が見事なインターセプト


43分 岡本クロス 城後反応できず ファーで成岡 再び中へ 鈴木シュート


 


 


前半は川崎の1点リードで終了!


 


 


後半、福岡は城後のボールキープと鈴木の正確無比の左足を武器に攻める。


守備陣も前半と変わらぬ奮闘


 


46分 鈴木の見事なサイドチェンジ 成岡が右サイドで勝負


46分 城後のポストプレーから成岡→城後 クロスに松浦もDFクリア


47分 和田のクロスに中町


この試合、中町のゴール前への飛び出しが多かった。


相手にすごい脅威を与えた。


 


 


川崎はカウンターでチャンスをうかがう


ジュニーニョのスルーパスから山瀬GKと一対一


これは六反が飛び出しゴールキックへ


その直後今度は小林が抜け出すがこれも六反が外へ追いやる


50分 登里の単独突破は丹羽がストップ


 


 


その後は一進一退のおもしろい攻防が続く。


どちらかといえば福岡ペース


ここで川崎に追いつきたい福岡は


岡本に代えてスピードのある田中佑を投入。


 


61分 和田が城後の裏へ浮き球のパス


これを城後。抜群のフィジカルで相手DFとの間に体を入れると、


アウト気味でボレー。これは相澤に阻まれる!城後!決めてくれ!


 


 


その8分後の69分


今度は中町の浮き球裏へ


これも城後が持ち味のフィジカルとスピードを生かし


DFに競り勝って抜け出す


そして倒れこみながら右足一閃!



 


 


さらに勢いにのる福岡。


その中心にいたのは


「博多の一休さん」こと鈴木。


75分にはロ遠い位置からのフリーキックでゴール手前でバウンドするボール。


GKはじき、CK獲得


このCKももちろん


キッカーは一休


ドンピシャで丹羽が飛び込むも、ポスト!!


これも決定的!!


 


 


75分には


若武者・重松を投入。


重松は相変わらず全力で相手を追い回す


こういうプレーはチームに元気をもたらす。


福岡は鈴木がゲームを作り中盤を支配


 


 


迎えた83分


途中出場の田中佑が右サイドを突破。中央に待っていたのは


城後


城後はボールを受けると


元気な重松へ


これを重松いつものようにゴールに一直線


と見せて


再び城後へ


これを城後


インサイドでゴール隅に流し込みゴール!!


同時にサポーター席にダッシュ!


素晴らしい!!福岡が逆転に成功


 


 


その後川崎に一方的に攻められるが


福岡が全員の気持ちを一つにした守備で守る。


89分、成岡に代えて末吉投入。


彼もまた自分の仕事をきちんとこなした。


鈴木は最後の最後で、守備でも気迫のスライディングタックルを見せ


U-22関塚監督の目の前で


猛アピール


 


 


そしてついに終了のホイッスル!!


 


 


福岡が見事逆転勝利!


 


 


この試合は僕が今シーズン見た中では最高の試合で、


ここ5年の中でも最高といっていい試合内容でした!!


 


 


MVPは非常に悩みましたが


90分を通じて高精度のパスを連発し


守備でも貢献度の高かった


MF鈴木です!!


 


 


城後の2得点とキープ力は凄かったが、今回のMVPはお預け


継続して得点をあげることを期待します。

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