U-23日本代表　ＶＳ　U-23シリア代表

　非常に苦しい試合だった。

劣悪なピッチコンディションが足かせとなり、日本は持ち味のパス回しが披露できず

前線の選手が思うようにボールキープができないため、日本の長所である両サイドバックの攻め上がりが殆ど見られなかった。

　苦しい試合展開に追い打ちをかけるように、ＭＦ山崎が負傷退場。その直後にセットプレーからのオウンゴールで先制を許す。

　その後もシリアの動きが鋭く、日本は押し込まれる。

しかし前半終了間際、ＤＦ鈴木のロングボールを大迫がうまく体を使いキープ。斜め前に走り出した永井の前にスルーパス。これを永井が持ち味のスピードで抜け出すと、相手ＤＦのプレスをブロックしゴールに流し込む！日本同点に追いつく。

　後半、落ち着きを取り戻した日本。鈴木や山口が体を張った守備でゴールを守る。

前半はばたばたした守備陣だが、後半は気持ちの入った守備。しかし攻撃陣がゴールを決められず、１－１で終わるか・・・　と思いきや、相手のＤＦ２番の超ロングドライブシュートがゴールに突き刺さり、日本が勝ち越しを許す。

　試合はそのまま終了し、１－２で試合終了。

日本はこれで２位に転落し、五輪出場に黄色信号が灯った。

　敗れてしまったが、残り２試合できるだけ多くのゴールを決め

行こう！ロンドンへ！

シリアがバーレーン、マレーシアに足元をすくわれる事も考えられるし諦めず全力で戦うのみ。