W杯は終わってもサッカーは終わらない

  • うじ
    2010年06月30日 02:22 visibility135

 初のベスト8進出を目指す日本代表は、強敵パラグアイ代表と激突!!


メンバーは以下


 


GK 21川島


DF 3駒野 22中沢 4闘莉王 5長友


MF 2阿部 7遠藤 17長谷部


FW 8松井 16大久保 18本田


 


 立ち上がりから両チームとも堅実な立ち上がり。日本は大久保のシュートで口火を切るが、その後は経験で勝るパラグアイがやや優勢に試合を進める。


日本は松井のバー直撃のシュートなど惜しいシーンもあったが、パラグアイも19番バリオスが巧みなターンで抜け出す(川島が飛び出しファインセーブ)など、お互いチャンスを作る。


お互い、堅い守備で最後のところで体を張り、ゴールを割らせない。


 


 


この試合、日本の守備陣の集中力は本当に素晴らしかった。


中沢、闘莉王はほとんど相手FWに競り勝っていたし、長友、駒野も1対1の対応がしっかりしていた。 皆、何度も体を投げ出してゴールを死守し気持ちを前面に押し出したプレーを披露。120分通じて無失点に抑えたDF陣、本当に感動した!!


MF阿部、この試合でもしっかりこぼれ球を拾い日本の攻撃に繋げた。


このW杯通じて阿部は本当にいい働きを見せた。


 


 


 DFとしては本当に痺れるいい試合でした!!


長谷部、遠藤、大久保、松井、本田。誰一人守備をサボることなく全力で守った。


攻撃は場合によっては一人でもできるが、いい守備は全員の気持ちを一つにしないと絶対に出来ない。


 


 


 日本は後半途中から


 松井→岡崎


 阿部→中村憲


 とカードを切る、阿部の交代には正直驚いた。


解説の「攻撃にいくという意思表示」という言葉を聞いて「ああなるほど」と。


中村憲は指揮官の期待通りしっかりパスを捌き、ゲームを動かす。


 


 


 そして延長


 大久保→玉田


 玉田と岡崎のコンビネーションで左サイドを崩した場面は本当に惜しかった。わずかに中村憲にあわなかったが、質の高い崩しだった。あのシーン、角度はなかったけど、玉田のパンチ力を思うと思い切って打ってもよかったかも。結果論ですが。


 


 


 結果は周知の通りPKで敗北。


 


 


 これで日本のW杯は終わったが、サッカーは終わらない。


Jリーグは間もなく再開するし、選手もサポーターも次に気持ちを切り替えないといけない。


中村俊輔。


長年日本を支えてくれた稀代のファンタジスタにとって、おそらくこれが最後のW杯になるだろう。彼の後姿を見て、寂しさを感じずにはいられない。


試合に出たメンバーに声をかける楢崎、川口、稲本といった歴戦の選手。彼らにとっても最後のW杯になるだろう。


 


 


 ただ、サッカーはずっと続く。


長谷部も言うように「Jリーグを盛り上げる」事が何よりも大事なこと。


4年に一度の祭典だけに一喜一憂するのでなく、しっかりサッカーが日本文化として根付き、サッカーを通じて一つになれる。そんな時代が来てこそ、W杯でももっと結果を残せるようになるはず。


 


 


 頑張れ日本代表!頑張れJリーグ!頑張れ日本サッカー!


 


 


 

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