天国と地獄

３連勝で勢いにのる福岡。
前節札幌に圧勝しこれまた勢いの乗る熊本。
今年初の九州ダービーは好調同士の激突となった。
僕はといえば、会社の後輩を連れて観戦。


福岡のメンバーは以下↓

ＧＫ　22　吉田
ＤＦ　３　山形
　　　４　田中誠
　　　13　柳楽
　　　17　中島
ＭＦ　６　ウェリントン
　　　８ 　鈴木
　　　10　城後
　　　26　岡本
ＦＷ　18　高橋
　　　19　大久保


前半から試合を支配したのは福岡。
カギは６ウェリントン！！　彼のボール奪取能力はホンモノ。
相手と自分の間にあるボールを確実にマイボールにする強さがある。　そんな感じでボールもよくまわり、いい感じで試合を進める福岡。　大久保がＧＫと１対１での場面を迎えたり、中島がセンタリングと見せかけてゴールに向かうＦＫを蹴ったり、田中誠のヘッドなど、決定機を作る。
そして後半30分過ぎ。
左サイドで中島がボールをキープ。
ライナーで大久保目がけてクロス。大久保が後ろにそらしたところに右サイドから走り込んだ城後！！
豪快ボレー炸裂！！！
福岡先制！！　そのまま１−０で前半終了！


後半は一方的な熊本ペース。
気持ちがいいほどボールがよく繋がった前半が夢であったかのように、パスはすぐにカットされ、逆に熊本は水をえた魚のようにピッチを躍動。
その中心にいるのは藤田俊哉。　ボールのある所にしばしば顔を出し、相手ＤＦをさらりとかわし、パス。
決して持ちすぎない、無駄の無いシンプルなプレーでリズムを作る。


後半、福岡は中盤の大黒柱ウェリントンがほとんどボールに触れず、
攻撃の起点、左ＳＢの中島も高い位置からのプレスに苦しむ。
何度も決定的ピンチを迎えたが、何とかＰＫの１失点に抑え、敗北は免れた。


今日の試合、福岡は後半ありえないくらい運動量が落ちた。
これではたして長いシーズンを乗り切れるのか・・・　不安の募る試合でした。
前半は天国、後半は地獄。　しばらくこんな戦いが続くのでしょうか？
攻撃の起点が左ＳＢ中島で、攻撃の出来は中島次第というのも気になるところ。
もう１人、攻撃の軸となる久藤はこの試合で怪我から復帰。　中島頼みの攻撃に１つのアクセントを加えてくれる事を期待しよう。


あ、ＭＶＰは後半神がかりセーブを連発したＧＫ吉田です！！