リーグの威信をかけたタフゲーム
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うじ
2010年03月09日 21:56 visibility59
ACL予選リーグ第2節。
われらがJリーグ王者の鹿島はアウェイ・韓国に乗り込み、全北現代との対戦!
雨が降りしきる最悪のコンディションで、戦前から苦戦が予想された。
鹿島のメンバー↓
GK 21曽ヶ端
DF 2内田 3岩政 19伊野波 7新井場
MF 6中田 40小笠原 8野沢 11フェリペ・ガブリエル
FW 18マルキーニョス 13興梠
前半からやや優勢に試合を進める鹿島。
悪いピッチをものともせず、パスをつなぎリズムを作る。対する全北は激しいチャージで小笠原、フェリペ・ガブリエルらに容赦なく襲い掛かる。
どちらも負けられない、互いの闘志が火花を散らす。
マルキが高い位置(コーナー付近)でボールを奪い、中へゴロのパス。
これをフェリペがヒールで落し、中田シュート!
野沢が右サイドをボールをキープすると、右サイドを駆け上がる内田を囮にし、中に切れ込んでシュート。DFにあたってコースが変わりポスト直撃!
鹿島が決定的チャンスを作る。
全北のカウンターも最後の最後で小笠原が身を挺したブロック。この試合、フィジカルを生かしてガツガツ来る相手に対し、決して当たり負けしない小笠原、中田あたりはさすがのプレーを披露。
しかし前半終了間際、ワンツーでサイドを崩されゴロのクロスをあげられると、相手CFが体を張って落し、最後は7番に決められる。0−1で前半終了。
後半立ち上がり、全北が立て続けにチャンスを作るが、曽ヶ端のファインセーブなどでゴールを許さない。後半から雨は雪に変わり、ピッチコンディションはさらに厳しく。
そんな中でも鹿島の選手は運動量を落さず走り回る。
特にマルキーニョスは前線からのチェイスで魂のこもったプレー!!
鹿島は徐々にペースをつかみ、小笠原からのクロスに興梠が左足であわすがわずかに外れる。これは決めてほしかった!しかし、鹿島に得点のにおいが漂い始める。
そして遂に後半24分、後方からのFKのこぼれ球をフェリペが拾い、ラインを上げてオフサイドを取ろうとする全北DFラインの裏にふわりと浮かせる。これに反応した中田が冷静にトラップ。右足に持ち替え、GKをよく見てコースを狙って決める!!
やった!1−1。
1−1になると、激しい肉弾戦。ホームで負けられない全北も攻勢を仕掛け、手に汗握る展開。
マルキーニョスが相手DF2人を引きずってシュートをうつなど惜しい場面もあったが得点にはいたらず。残り5分で鹿島はジウトン、遠藤を同時投入。
すると試合終了間際、小笠原が右サイドでボールをもち、中央をかけあがる遠藤へ。
遠藤はスピードに乗って相手DFをかわしGKと1対1。
冷静に右足で決め2−1。見事勝ち越し!!
そのまま2−1!アウェイで勝利をおさめた!
ほかの日本勢が苦戦する中、すばらしい試合でした!
この試合のMVPは、圧倒的ボディバランスで攻守にわたってチームを支えたMF小笠原で!
- 事務局に通報しました。
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