さらにつづき

さて、肩の回復とともに学生時代にバッティングピッチャーをしていた
頃のような打ちやすいストレートに戻ってしまった。

自分としては肩の痛みも出なくて気持ちよく投げられるようになったんだけど
試合でバッターにも気持ちよく打たれては意味が無い。

ストライクゾーンの4隅を狙ったピッチング(特に低めのコース)に挑戦するようになった。

先日の試合が挑戦を始めて3試合目の登板

過去2試合は1勝1敗だが、四球の数が
それまでは1試合に2〜3個程度から、1イニングあたり2個くらいになってしまった。

自分が想像していた以上に難しかった。

ストライクが入らずテンポが悪いから打ち取った打球でもエラーがでる。
ボールが先行して、ストライクに置きに行くと打たれる。
かなり苦しかった。
まさに典型的な悪い見本。

でもそんな苦しいマウンドでも確実に成長した自分を感じることができた。
まず味方のエラーにイライラしなくなっていた。

苦しくても課題から逃げようとしなかった。

もちろん「もうイイや!やめちゃえ」と何度も頭をよぎったが、我慢できた。

そして、苦しいと感じることが成長につながるんだって考えられるようになっていた。

結果は悪くても落ち着いて自分を分析できていた。


そのダメダメだった2試合で気付いたこと

大きく外れるボールはあるにしても
だいたいが要求されたコース付近に行っていたが少しストライクゾーンを外れていた。

狙ってるところが悪いんだなと思った。

ストライクゾーンをこんな感じで9分割して
1 2 3
4 5 6
7 8 9

7番要求されたら7番の左下、9番要求されたら9番の右下を狙って投げていた。
それって微妙にそれただけでボールゾーンに行っちゃうってことに気付いてなかった( ̄▽ ̄;)

答えは単純
7番要求されたら
4 5
7 8
の真ん中狙って投げればいい。

後は開き直り。
『どうせコントロールミスしてボールになるくらいなら
ど真ん中に行って打たれたほうがよっぽどいい』

そう考えると自然と腕も振れるようになってきた。

そして結果は2失点 自責点1の完投勝利。四球2(ここは大目に見て欲しい(^^;)

野手のナイスプレー連発、捕手の好リードにも助けられた。

一番良かったと思うのは3ボールまで行った打者が

四球になってしまった2人だけだったこと

だからテンポが良かったんだと思う。

テンポが良かったから野手のナイスプレーが連発だったんだとおもう。

課題を与えてもらえなければ苦しむことも考えることも無かっただろうし、ホント感謝です。

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