カーブ(ドロップ)の効果

日本シリーズを見ながら、気づいた事を真面目に書いてみます。
CSまで好調で日本シリーズ第1戦も打ち勝った阪神打線。2戦目の武田投手に思わずブレーキを掛けられてしまいました。元々、初顔の投手には苦手の阪神にとっては情報が少なかったのもありますが、縦に大きく曲がるカーブに翻弄されたのが大きかったと思います。
カーブのメリットは球速、曲がり、投げやすさだと思います。

球速については直球と差が大きいほど、打者がタイミングを取りづらくなる。
曲がりは、ボールの軌道が高低のある軌道を描くので、打者が「ボール」と判断したり、見逃しのストライクを稼ぎやすい。逆に最初にストライクの高さだと打者の手元でボールの低さになっていくので、空振りも取れる。
投げやすさは、腕の振りや投げ方はそんなに変わらない。また連投もしやすい球種だということ。

阪神もメッセンジャーもカウントを取るのにカーブを有効に使っていたし、摂津投手もカーブとシンカーでドンドンストライク先行でいったのが今日のピッチングだったと思います。鋭く曲がるスライダーや落ちるフォーク、スプリットの変化球全盛では有りますが、緩い球速でも打者を手玉に取れるカーブが目立った日本シリーズだったと思います☆

勿論カーブにも、球速が出ない分狙われ易かったりミートしやすい、甘く入れば痛打される弱点は有ります。それでも短期決戦では効果の大きい球種だと思いました。また、西武の岸投手みたいにわかっていても打てないカーブの使い手もいますし☆自分も投手やるときにはカーブを有効に使えるようになりたいと思います☆

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