タイガースについて真剣に考える その�
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k5
2009年07月12日 23:54 visibility61
※その�の続きです。
確かに昨年あたりから、読売の若手が急成長しました。
これは掛け値なしに羨ましいことではあります。
片やタイガースは、主力選手の高齢化が目立つようになり、
一方で若手がなかなか独り立ちできないという悪循環が続いています。
読売の若手の活躍をみて胆略的に発言しているわけではなく、
また、若手の育成だけがチームの勝利につながるとは思って
おりませんが(→
こちら参照(笑))、ここ10年くらいのタイガースの
流れをみて、今の惨状をみると、若手育成の必要性を
強く感じるのも事実です。
野村が種をまき
星野が水をやり
岡田が花を咲かせ
真弓が食い潰してる
これはその�で紹介した、オ○ニスト虎党が言う
ここ10年のタイガースなんだそうですが、
これが必ずしも言い得ていないことを以下説明します。
ノムさんは、その独自の視点で今のタイガースの
生え抜き主力選手をドラフトで沢山獲得したという意味では、
非常に評価されるかもしれません。
ただ、ノムさんが種まいてから10年近く経ってます。
ノムさんが撒いた種はとっくに花を咲かせ、残念ながら
ピークを過ぎて、そろそろ枯れ始める時期にきているのです。
一番の問題は、ノムさん以降、まともに種を撒いていないと
いうことに尽きます。
次に、星野氏が水をやったのは、『真剣な即戦力選手獲得』
ということであり、当時の体たらくなタイガースにとって刺激になった
という意味では非常に評価できます。
フロントは真剣に『タイガースの勝利』について考えるようになり、
結果として18年ぶりの優勝に至りました。
但し、これは『アホなフロントの勘違い』という副産物を
招いてしまいました。
フロントの連中は揃って、
「鳴尾浜の連中はどうでもええ。いざとなりゃ金出して
選手を獲得すりゃええねん!」
という『読売的発想』になり、結果としてまともな若手選手を
獲得できてない、育成できてない状況を放置し続けてきました。
岡田氏が花を咲かせた、といわれています。
確かに岡田采配によって『常勝軍団』になりそうな時期も
ありました。ただ、これにも悪い副産物がありました。
�極端なリリーフ陣酷使によって、先発投手が壊滅的に
育っていない。また、リリーフ陣が登板過多で、
いつ潰れるか分からないリスクがある(実際、毎年9月
以降はスタミナ切れでチーム状態はボロボロだった)
。
�決まった野手陣の重用、さらにはアニキの影響による
『フルイニング出場することの美学』がチームに蔓延し、
控え選手が壊滅的に育っていない。
岡田氏がよく口にする「常に優勝争いをしていたから」というのは
選手育成を怠った言い訳にはなりません。
「勝ち試合」と「若手育成に託した試合(=捨て試合)」の見切り・分別が
岡田監督にはありませんでしたし、大差がついた状況でも、若手選手に
切り替えるなどの采配をしません(できません)でした。
・・・ま、これは岡田氏が「大のタイガースファン」だからというのが大きくて、
いわゆる『捨て試合』というのを作れなかったというのもあるかもしれませんが(苦笑)。
そんな状態で、真弓様は『何を食い潰す』と
いうのでしょうか?
岡田政権時代にほぼ食い潰され尽くしたという方が、
妥当な考えではないでしょうか?
つまりタイガースの今の不振は、
�ノムさん時代以降、『次世代のチームの柱』を
まともに育成できなかったこと
�FAやトレードなど、『その場しのぎ』の選手補強に
よるチームバランス(年齢層バランス)の崩壊
の2点が大きく、それが顕著に出たのが今年だと思われます。
アニキ、下さんあたりには50歳くらいまで頑張ってもらいたいですし、
本気で出来るんとちゃうか?と思わせるくらいの活躍ぶりですが、
でも彼らが「現役」であっても、いつまでも『主力』であっては
いけないと思っています。
・・・ちなみに、
某御大は、齢50になってもまだまだ全然現役で、
特にエ○DVDの詳しさに関しては『四番バッター』級です(爆)。
その�へつづく
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そんなこと言うわけないですよ〜〜!!(汗)
2009年6月1日 -
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- 事務局に通報しました。
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