カーリングカップ2回戦 QPR 2-1 アクリングトン・スタンレー

  • ゴロー
    2009年09月10日 22:56 visibility107


イングランド最後の夜は、カーリングカップ2回戦を観戦。


 


この旅5試合目です。


 


 


カーリングカップとは、日本で言えばナビスコカップに相当するカップ戦。


 


ただ、日本と違うのは、1部だけではなく、4部以上の全クラブが参加して、1回戦からトーナメントで行われます。


 


 


この日、ロンドンでは、クイーンズパークレンジャース(QPR)vsアクリングトン・スタンレーと、ウエストハムvsミルウォールの因縁の一戦の2試合が予定されていました。


 


カップ戦の2回戦だから、チケットは当日券でOK。


 


本当はウエストハム戦に行きたかったのですが、最終日で疲れていたし、ウエストハムのホームのアプトンパークには行ったことがあるし、アプトンパークはホテルから遠いし、QPRのホームのロフタスロードは中に入ったことないし(過去に外観だけ見に行ったことあり)、ホテルに近いので、QPRの試合を見に行くことにしました。


 


でも実は、この判断が大正解だったのです。


 


 


カミさんは、「疲れたから行かない」というので、カミさんをホテルの部屋に残してスタジアムへ。


 


ヒドい夫だと思わないで下さいね(笑)


 


 


QPRのホームスタジアム、ロフタスロードへは地下鉄2路線の2駅が使えます。


 


ハマースミス&シティラインのShepherd's Bush Market駅と、セントラルラインのWhite City駅。


 


どちらの駅からも徒歩10分かかりません。


 


ロフタスロードは、稲本がいた頃のフルアムが2年間間借りしていたスタジアムなので、名前を聞いたことがある人も多いかもしれません。


 


キャパシティ18500人の、イングランドでは小さなスタジアムです。


 


 


チケット売り場に行くと、「1階は10ポンド、2階は15ポンド」と言われました。


 


たいていのイングランドのクラブでは、1階席より2階席の方が高いのです。


 


2階席で見てみたかったので、15ポンドの2階席を選択。


 


 


スタンドに入って見ると、ゴール裏でした。


 


どうやら私がチケットを買った窓口は、ゴール裏席の売り場だったようです。


 


でも、この2階席がとっても見やすいのです。ビックリ。


 


「ゴール裏」であることを感じさせない見やすさ。


 


 


スタンドがほぼ完全な「2層構造」で、1階席の5列目ぐらいの上に、もう2階席の最前列があるのです。


 


だから、見晴らしがいい上に、ピッチまで激近。


 


私の席はほぼ真ん中の中段だったのですが、キーパーがすぐ近くに見え、ユニホームの名前まで肉眼で見えます。


 


 



試合は、2部のQPRと4部のアクリングトン・スタンレーの戦い。


 


この旅では、今までの4試合でホームのチームは測ったように1点ずつしか取ってないので、ちょっと「イェーーーッ!」と叫び足りない感じ。


 


だから、下部リーグ相手のQPRに大量ゴールを期待。


 


 


この日のスタメン、ベンチ入り選手で、知っている選手はただ一人。


 


QPRのルートリッジ。


 


4、5年前、クリスタルパレスが1シーズンだけプレミアにいたときに、開幕前に期待された選手です。


 


しかし、そのシーズンは降格しながらも、アンディ・ジョンソンがゴールランク2位になり注目を浴び、見事にぶち抜かれてしまいました。


 


その後はスパーズやフルアムなどでプレーしていた模様です。


 


 


QPRの大量ゴールを期待しましたが、アクリングトンが結構頑張って、なかなかゴールが決まりません。


 


逆に、攻め込まれて結構危ない場面も。


 


前半はスコアレスで終了。


 


 


後半も、なかなかゴールが決まりません。


 


しかし、65分過ぎに、ようやくQPRが先制!


 


ここぞとばかりに「イェーーーーーッ!」と絶叫します。


 


 


でも、その後もゴールは決まらず、1−0で迎えたロスタイム、ルートリッジのゴールを決めました。


 


私は、もう「やりおさめ」とばかりに「イェーーーーーッ!」と絶叫しました。


 


とりあえず満足。


 


 


しかし、再開後、今度はアクリングトンが1点を返しました。


 


すると、QPRサポーターから「よく頑張った」と言わんばかりに、拍手がわき上がりました。


 


4部のクラブに対するねぎらいなのでしょう。


 


直後に2−1でタイムアップ。


 


旅が終わりました。


 


 


ホテルに着くと、カミさんが開口一番「よかった〜」、と。


 


もう1試合のウエストハムvsミルウォールでサポーターの暴動が起こり、何人もけが人が出て、BBCのニュースで大きく報道されていて、そっちの試合を見に行ったのではないか、と心配していたとのこと。


 


でも、「ウエストハム戦に行きたいけどやめる」とは行ったはず。


 


だから、「確かにそっちの試合は行かないって言ってたから、大丈夫だと思ってたけど…」とは言ってました。


 


要は、クラブ名が覚えられないのですね。


 


まあ、興味がないから仕方がないか。


 


とりあえず、QPR戦を選んで大正解だったのでした。


 



見やすいゴール裏2階スタンド



マジ見やすいです



アクリングトンのサポーター。


 


日本の弱いJ2の遠くのアウェーを見に行ったサポーターの数みたいです。



































































































































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