解明できない不思議、阪神ファンの不思議
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あおいちぱんだ
2008年04月13日 01:30 visibility92
以前「立地論」という観点から話した際、
「阪神ファン自身が「人が多すぎて応援する気になれない」と離れていく数が目立つほど出ていません。
試合を見たいためならばビジターエリアにも進出するだけでなく、そのファン層は全国に幅広く存在しています。
」と書きました。
讀賣ファンが全国にくまなく居るのは讀賣新聞の戦略が大きく作用した結果だとは言えるのですが、
日本全国に不思議と居る阪神ファンは何故阪神を応援する気になるのか?
というのがものすごい疑問になります。
「そりゃ讀賣に対するアンチテーゼだ」なんていわれてしまえば事実なのかもしれませんが、
それでも全国のスタジアムのホーム席まで侵食するほど、彼らの行動力はどこから来ているのか。
説明できる論理なんて見つかりません。
親父は熱狂的な阪神ファン、いわゆる「トラキチ」です。
85年の神宮へは家族3人と親戚のおじさん4人で胴上げを見ていたりします。
母校が甲子園の真ん前にあったことなどがきっかけのようですが、
実家はそのとき阪急線の沿線にありました。
学校に通う際、西宮スタジアムの近くを通るのにブレーブスのファンにはなりませんでした。
親父に聞いても明確な答えがありませんでした。
大阪にはなんばに南海ホークスがあり、近鉄が森之宮(日生)か藤井寺を本拠地にしていました。
でも、現存しているのは阪神と合併球団として残ったオリックスです。
そのオリックスも「ファン」の数はさほど多くありません。
(事実神戸の試合を減らしてまで東京ドームで試合をやるなど地元密着とは言い切れない部分が多数あるのも事実ですが。)
なんでなんでしょうか。
一時期の「暗黒時代」でさえ2〜3万人も集めることができた阪神。
現在では常にホーム側は満席状態になるため、
ビジター席のチケットを買ってまで入るファンも居ます。
(自分は見てないのですが中にはビジターファンを煽る
残念な人もいるそうで。)
最近では神宮や横浜などのビジターエリアは満杯になるほどだそうで、それぞれのチームにとっては良いお客さんになっているのでしょうな。
じゃぁなんでこんなに阪神ファンが増えてしまったのか。
仮説として昔からの情報発信力としてのメディアの力が大きく作用している点は否めないかもしれません。
関西といえば上方落語や吉本といったエンターテイメント産業が発達しており、テレビでも漫才やコントが毎日のように放送されていました。
(自分の幼少期の頃の経験。)
関西の人々は当たり前のように「テレビ」や「ラジオ」、それに新聞といったメディアに接する機会が豊富にあり、話題にしています。
その一方で神戸新聞系列のデイリーが阪神100%の情報提供を行い、サンテレビも阪神の中継を試合終了まで行ったりします。
(最近でもサンテレビにかかってくる電話の大半が阪神関連で「試合を中継するのか?」や「選手の調子はどうよ?」などといった電話が多いそう。仕事しろよ・・・)
そのほかの関西のメディアも阪神を取り上げるのは「対讀賣」を意識しているからかもしれません。
だからお笑い番組と同じように当たり前のように目にするものとしての阪神タイガースが結果的に刷り込まれ、多くのファンが今でもいるのではないかなと仮説を立ててみました。
その一方で阪急や南海、近鉄といった会社が
「沿線に住んでいるお客様に魅力的なコンテンツ」としての球団が「沿線限定の情報」になってしまい、親会社の経営不振や球団としての魅力低下などといった結果として立ち行かなくなってきてしまったという仮説がありえるのかなと思います。
メディアに関して、こればっかりはセントラルリーグの強みであって、
パの同業他社からすれば変えることが出来ないと思ったからかもしれませんね。
以前にも日経のデータに関して写メで載せましたが、
阪神ファンの動員数は10年前に比べて増えました。
その分いろんなところから「阪神ファン」に対する目が変わってくるのも事実です。
逆に「アンチ阪神」が増殖してもおかしくない時期に来ているかもしれません。
本当は「アンチ」なんて無ければいいのでしょうが。
他球団の触れてはいけない場所に触れたりするのが一番拙いかと
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- 事務局に通報しました。
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