日経スペシャル「カンブリア宮殿」に野村監督登場

http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/bn/080107.html
かなり楽しみにしておりました。
「野球は頭を使うスポーツ」
という事を野球少年時代にたたきつけてくれた人です。

つくづく彼は「生きた教科書」なんだなと思いましたね。
貧乏のなかで掴んだ夢、挫折の後に見えてきたもの
「配球・間・癖」・・・
これが後世に伝説として残る「野村スコープ」や「ID野球」として有名になったのはいうまでも有りませんね。
対談の中で野村監督は

「叱ると褒めるは同義語」という言葉をおっしゃりました。
一見すると対極にある言葉のはずなんだけど、ノムさんに言わせると
叱る人は叱られた人に対する情熱や愛情がある。それが無いと「怒る」になるんだと。
自分も今年、教えるという立場にはじめて立って、何度も「どういう風に指導すればいいか」というものを考えていました。
時に褒めてみたり、叱ってみたり。
難しいんですよね。20歳過ぎてても子供は子供ですから。

そしてインタビューでは
オッケーイ!でおなじみの古田敦也が出てきました。
野村監督は
無視・賞賛・非難(?)
の3種類で評価をするのだという。
3流は無視。使えない。
2流は賞賛。
1流は出来て当たり前。出来なければ怒られて当然。

・・・・・・・ちょっと引っかかりましたね。
・・・ということは今岡誠は、一流だと見抜いてて非難ばっかりしていたのかなと。
気がつかないでむくれてたから、今の今岡があるのかもしれません。
彼にこの番組を見させてあげたいですね。嫌いだから見ないのかもしれませんが。

そしてやはり出てきたのは讀賣の補強に対する話。
村上龍が振ったのですが、ノムさんもやはり分かってたんですね。
「10点取っても11点取られたら負けなんですよ。だから1−0で勝つための野球をしなきゃ。」
「長年そうですが、讀賣は人が育たない。
中に入ってないから分からないですけど」
と。
思えば同じ事言っている防御率10点台の讀賣のサウスポー(しかも右打者が来ると打たれる)がいましたね。
「普通にやれば勝てる」
そうだと思うんですよ。

だってあんなに補強していたらねぇ。
でも勝てないのはやはり首脳陣やフロントに問題があるといっても過言ではないと私は考えます。
組織としては最悪だから右肩下がりにしかならないんでしょう。

ここまで勝てないのはやはり内部に致命的な欠陥があるとしか思えませんからね。

管理職の「部下に仕事を託しても上手く動いてくれない」という相談にも
「そいつに任せられるかという見極めが必要。ダメなら教育する。」

そりゃ70人+裏方まで含めると100人を軽く超える、しかも最下位が当たり前と思われてた組織のトップが言うんですからね。
やっぱりその教育方針というか監督の理念が的確に伝わっているからなのでしょう。
来年、楽天はCS進出するんじゃないですかね?
2位とかだったら仙台は大フィーバーが予測できますよ。
でも、個人的には王さん最終年だって言うし、有効求人倍率が意外と低い福岡に優勝がいって欲しいなぁと思ったり。

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