(野球本レビュー)「野球と銀行」

「野球と銀行〜何故日本は失敗したか〜」
木村剛/二宮清純著
東洋経済新報社  2003年7月14日発行  価格:1600円(外税)
ISBN4−492−39404−4

地方のブックオフで購入しました。
2003年当時のプロ野球や銀行の閉鎖性、
「自分さえよければいい」という考えが招いた危機などを指摘していた。

その後にあの「危機」を迎えたのは言うまでもない。
そしてその時の反省を活かさない某球団の人事は呆れるものであった。
就任早々「選手は清原しか知らない」と球団社長が発言したあのチームです。
(※ファンの方々、ごめんなさい。誤解に取られるようでしたらあらかじめ謝罪しておきます。)


小泉利権を独り占めしたと批判されているこの球団のオーナーは
「イチローを育てた球団のオーナー」というステータスだけで球団を維持している
(それが我々の会社のCSRだなんて言い出したら間違いなく野球を愛する人から反発を受けるでしょうね)

このままではまたあの危機が訪れてもおかしくありません。
もう一度、「あの危機」が訪れないためにもどうしなければいけないのか
この本はそんなことを考えさせられました。

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