日経NET　 PLUSに特集記事登場「プロ野球、地域密着は出来るか」

日本経済新聞のウェブサイト、日経NET　PLUSの特集として「プロ野球、地域密着は出来るか」と題して記事を載せております。 http://netplus.nikkei.co.jp/index.html 日経新聞朝刊（６月２日付）の「インタビュー領空侵犯」で樋口美雄慶大教授が、プロ野球はもっと球団を増やし、競争を促すことで地域への密着と経営改革を進めるべきだと主張した。（ウェブサイト紹介文より参照） さらにインタビューではアイランドリーグを立ち上げた石毛とJリーグマネージャーである藤村昇司氏のインタビューも出ており、一見の価値はあるものと思います。やはり思い通りにならないからと匙を投げてしまった石毛氏のインタビューは別としてもね｛苦笑｝ で、一番の気になるところは以下のものでした。ここでアンケートではプロ野球を拡張すべきか否か、というアンケートの質問内容で８割もの回答者が拡張すべきだという結果が出ておりました。 まぁ以前から申し上げているようにこれ以上の拡張は逆にリスクが高い、足場を固めた上で拡張を進めなければ第2の高知やひいては近鉄のようなことにもなりかねません。 あと不安なのがプロ野球としてのレベル低下の問題です。プロ野球はサッカーと違って監督になるにあたって試験が有るわけでもありません。サッカーのライセンスを優秀な成績で獲得しても采配がダメだった浦和のオジェックのような人もいるので一概に言えませんが、やはり気持ちばかりが先行しすぎて技術レベルの指導が上手く行かなかったりするのは危険ですし、ましてや投手不足にも陥りかねません。 きちんとした戦略作りとマーケティング、地元を上手く巻き込んだ手法ができることこそ、将来にとって大事なことになるのではないかなと思いますね。