がんばれ受験生　がんばれ神戸

昨日と今日、大学入試センター試験が行われています。今年も英語のリスニングをはじめ、いろいろなトラブルがあったようですが、受験生のみなさんには、自分の力を十分に発揮してもらいたいものです。

　わたしはセンター試験を２回受けました。記念すべき第１回と第２回を。もっと言うと、最後の共通一次も受けました。ということは、わたしは大学受験に３回チャレンジしているんですねえ。わたしは、小さい頃から親に「国公立大を目指せ」と言われていたもので、現役の時は、力もないのに共通一次を受けましたが、全く歯が立ちませんでした。一浪して、第１回センター試験に臨み、手応えをつかんだものの、志望校に受からず。３度目にして、志望校に受かりました。今思うと、ネバーギブアップの精神でした。


　さて、昨日は、１・１７、今年も祈りの場面を目にしました。あの日あの時、わたしは大垣夜行で上京し、上野から東北を目指して、列車に揺られていました。ＮＨＫのラジオを聞いていたら、地震の第一報が入りました。「東海から関西で大きな揺れ」。始めは少なかった被害の数が、時間を追うごとに増えていきました。未曾有の大地震が発生しているのに、車内の人たちは、まだ何も知りません。関西で大地震が発生したのを知っているのはわたしだけ。それ以外の人たちは何も知らずに眠そうにしている。そのときのわたしとそれ以外の人たちのギャップが今でも忘れられません。

　地震の20日前、わたしは列車で神戸を通過していました。新快速に揺られて、年末で慌ただしい三ノ宮、元町の様子をぼんやり眺めていました。つい最近目にした街がひどい状況になってしまったことに愕然としました。

　昨年も夏にグランパス戦を観戦しつつ、神戸を訪れる機会がありました。震災から13年を経て、表面的にはかつての街の様子を取り戻していました。しかし、いまだ解決されないことも多々あるようですし、何よりも被災された方々の心の傷は一生癒されるものではないかもしれません。


　今年、42歳になるカズが契約を更新したそうです。わたしもがんばります。