結果報告

  • よし
    2010年10月24日 21:14 visibility75

本日、さいたま市のダブルス大会に参戦してきました。
実はさいたま市のダブルスは、これが5回目か6回目なのですが、常に初戦敗退でした。
敗退する理由は常に明白で、いっつもいっつも初戦で強いペアにぶつかっているからなのでした(涙)
特に若いイケメンペアと対戦する確率が異様に高いのは、どうしてなのかと不思議でなりません。
やはり、大会本部でも、イケメンにはイケメンをぶつけようと考えるのでしょうか(笑)
他のコートを見ると、どうやっても負けそうにないしょぼい試合をやっているペアもいるというのに、どうして僕は初戦でそういうペアとぶつからないのだろう?
そういう星のもとに生まれついてしまったのでしょうか?



それはさておき、今回ペアを組んだのは、僕の日記によく登場するI井ちゃん。
僕もダブルス向きのプレイヤーではないのだけれど、彼はなおさらにダブルス向きのプレイヤーではありません。
こつこつしこるタイプのプレイヤーなのだけれど、返球が甘いので、どうしても前衛の餌食になってしまうからです。
しかも、外の大会に出るとびびってしまって、消極的なプレイに終始してしまうクセがあります。
僕がせっかくチャンスボールを作っても、それを攻撃に結びつけずに慎重に丁寧に返球してしまうので、逆に相手にチャンスボールを献上してしまうという展開が多くなってしまいます。春の大会には、それが原因でI井ちゃんだけが狙い撃ちにされ、僕には何もできないうちに負けてしまったという苦い経験があります。
春の大会以降、ペアを組んだ練習をするたびに、口を酸っぱくして積極的に攻めるように、チャンスボールは無駄にしないようにと言い続けてきて、多少はその成果が出てきたところではあるのだけれど、はたして、本日はどうなりますことやら。



とにかく鬼門の初戦が始まる。
相手は見るからに強そうなペアだったのだけれど、実際にかなり強かった。
しょっぱなに2ゲームを先行され、次になんとか1つとるが、次と次をとられ、あっと言う間に1−4となってしまう。
追い詰められて、とにかく前で動き回って積極的にポイントを狙うことにして、なんとかブレイクして2−4。
次が僕のサービスで、これまた後がないので、とにかく渾身のサービスでゲームをキープして3−4。
そこからは一進一退の展開となり、5−6からなんとか6−6と追いついてタイブレーク。
そして、そのタイブレークを7−4で、実にきわどいところで勝利をものにする。
ううっ、うれしいぞお! さいたま市ダブルス初勝利です!
しかし、本当にきわどい試合だった。
たまたま僕の調子がよかったので、ストレートを抜いてみたり、かたはしからサービスエースを狙ってみたり、前衛アタックをしてみたりという攻撃が成功したからよかったようなものの、ほんのちょっと歯車がずれただけで勝ちを逃していたような試合でした。



2試合目。
相手は僕なんかと同じぐらいの年輩のペア。
I井ちゃんのサービスがゆるいのを逆手にとって、わざとストレートコースを空けたりすると、けっこう素直にそこを狙ってきたりするので、ある意味つけ込みやすかった。
逆にストレートケアでサイドに寄っていると、絶対にストレートを打ってこないので、そのままポーチに飛び出したりと、前にいていろいろとたくらむことができた。
また、サービスも絶好調で、何本もノータッチエースを奪うことができた。
5−2から2ゲーム連取されて5−4とまくられるが、次が僕のサービスだったので、そこでサービスエースを連発して、最後もきれいにサービスエースで6−4の勝ち。
試合が終わったところで「失礼ですが、おいくつですか?」と聞かれ「52歳です」と答えると、「そうですかあ。僕は62歳なんですよ」と聞かされてビックリ。
同じくらいの年令にしか見えませんです。
うーん、ということは、あと10年は僕だっていまのテニスをやっていてもいいのか?



というわけで、なんとか3回戦進出を果たしたのですが、はっきりいってこの時点でけっこう疲れています。
とにかく、サービスはことごとく全力で打って来ているので、それだけで体力をかなり消耗してしまうのです。
そのうえ、僕のプレイスタイルというのは、結局はダブルスであってもシングルスをやっているような動きになってしまうので、無駄に体力を消耗してしまうのです。
もっとペアを信用してどっしりとかまえていればいいのでしょうけれど…。



かくして、けっこうしんどい状態で3回戦がスタート。
ところが、最初の2ポイントを連取したところで「なんだ、3回戦なのにこの程度の相手なのか。これなら勝てるじゃん」とか思ってしまう。
はっきりいって、初戦の相手の方がよっぽど強かったぞ。
なのに、ゲームをとれない。
まず、僕のファーストサービスの決まる確率がガクンと落ちてしまった。疲れてくると覿面にファーストサービスの決まる確率が落ちてしまうのだけれど、いくらなんでも体力がなさすぎじゃないか?
そして、なんとか攻めてチャンスを作っても、それをI井ちゃんが立て続けにミスをしてしまう。
目の前にチョロいボールがあがってきて、それをネットの向こう側に打ち込めばいいだけなのに、それをネットにかけてしまったり、アウトしてしまったり。
一度そういう流れになってしまうと、例によってI井ちゃんの消極的なテニスが始まってしまって、負のスパイラルに落ち込んでしまう。そして、それをなんとか断ちきろうとすると、またしてもネットにひっかけたりアウトをしてしまったり…。
仕方なく、僕が自分ひとりで決めなければならないと動き回るのだけれど、ダブルスでそれをしたってとれるポイントなんて高が知れているし、結局は無理をすることになるのでミスにつながってしまう。
絶対に勝てる相手なのに、こうなるともうどうしようもない。
結局は4−6で負け。
残念!



実に悔しいのだけれど、I井ちゃんと組んで3回戦進出というのは、よくやったというべきなのかもしれない。



最後に本日の反省点をまとめておこう。
1.サービスに頼りすぎた試合展開になっているのではないか。サービスで確実にポイントを稼ぐのは悪いことではないけれど、サービスに頼らなくても勝てるテニスを工夫していかなければ。
1.これはまだ自分の中でも迷いのあるところなのだけれど、もう少し強打する場面があってもよかったのかもしれない。丁寧に組み立てすぎたかもしれない。
1.ペアを信じきれずに自分ひとりで無理をしてしまう。これまた、難しいところで、ペアがミスを重ねた時にどうすればいいのか、回答は見つかっていない。だけど、ダブルスでシングルスをするような試合をしたところで、勝てるレベルは高が知れている。
1.もっと体力をつけなければ。今週は月曜日からずっと毎朝3キロのランニングを始めているのだけれど(さすがに昨日と今日は休んだけれど)、これを持続していきたい。

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