全敗ではあるのだけれど

  • よし
    2010年03月08日 00:24 visibility115

 先週に引き続き、今日もスクールでシングルスの試合がありました。
 先週はレベルの高い人の出られない大会でしたけれど、今日の大会は完全にオープンで、鬼のように強い人たちが出てきます。はっきりいって、僕ごときがでるのは身の程知らずなのですが、強い人たちにボコボコにされるのも修行のうちなので、可能な限り出るようにしています。



 夕方の5時過ぎにスクールに行くと、そこによこちゃんがいて、nakaさんまでいて、とってもびっくりさせられたのだけれど、それは別の話。
 試合の参加人数は12名で、3つのブロックに分かれて予選が行なわれます。そして、各ブロックの上位2名が決勝トーナメントに進出するわけですが、去年はこの大会に8回出て、ついに決勝トーナメントには一度も進めなかった私であります。
 なにせ、みんな、強すぎて。



 クジを引いてブロックが決定。同じブロックのメンバーの顔ぶれを見て、今日の目標が決まります。
 本日の目標:ストレート負けはしない!(大きな字で書けるほど自慢できる目標じゃないですね)
 はい、ハナから勝とうなどという大それた目標を立てようなどとは思っておりません。予選の3試合を、ストレート負けしなければ充分といったメンバーが揃っていたのですから。



 結果はというと、一試合目が3−6で負け、二試合目が2−6で負け、三試合目が3−6で負け。全敗ではありますが、いちおうは本日の目標は達成です。



 しかし、三連敗とはいえ、それなりに成果はありました。
 以前はまったく歯が立たず、なにをどうすればいいのかすら分からないままに一方的に負けてしまった相手に、それなりにテニスができたのですから。
 前回対戦した時に比べれば、多少は相手の動きが見えるようになってきたし、どう対処すればいいのかも、分かってきたようです。
 問題は、どう対処すればいいのか分かっても、分かった通りのプレイをする実力がいまの自分にないってことなんですけど。



 一試合目が終わったところで、コーチから「相手のペースで試合をさせられている。試合を急がず、もう1本ラリーを続けよう」「最初っからコーナーを狙った速いボールを打つ必要はない。深いボールであれば、速くなくてもいいし、真ん中に返すんでいいんです。なまじ中途半端に左右を狙ったボールを打つくらいなら、真ん中に返しましょう」とアドバイスを貰う。
 そこで、二試合目は、試合を急がず、速くなくてもいいから深いボールを返すように意識してみた。すると、勝負を急いだ相手がミスってくれるではありませんか。
 いままでは相手がミスるよりも早くこちらがミスっていたのかもしれない。
 もちろん、実力差は歴然としているので、それだけで勝てたりはしないのだけれど。



 若い人と違って、急速な進化はあり得ないのだけれど、どうやらまだ進化することは可能なようです。



 それにしても、渾身のサービスエースをnakaさんに見てもらえなかったのは残念だったなあ。
 最初のうち、ギャラリーの中にnakaさんの姿があったので「nakaさんが見ているところで無様な試合はできないぞ」と、気合いを入れて、若手を相手に頑張ってサービスエースをとったりしていたのに、ふと見るともうnakaさんの姿がないんだもんなあ。
 うーん、残念。

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