サーキュラースイング

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    2010年08月15日 02:05 visibility2313

こういう経験をしたことありませんか?

一生懸命打ってるのに威力のあるボールが飛んでない人を見たことがある。
軽〜く打ってるのに威力のあるボールが飛んでいく人を見たことがある。

これにはいろいろな原因があります。
その原因の一つであるサーキュラー(円運動)の原理をちょっと
ご紹介しようと思います。

よくストロークする時などにネットの高いところを通すように言われた
ことがありませんか?
それってなぜでしょう?
実はサーキュラースイングと関係がないとは言えないんです。
(このことは後で説明するので頭の片隅にでも置いておいて下さい)

ではサーキュラースイングの説明をフォアハンドストロークで
していきます。
まずはラケットを高い位置でラケットセットしながら後ろに引きます。
そしてラケットヘッドを下げてから振り出していきます。
このようにラケットを円運動させて振っていくやり方をサーキュラースイング
という訳ですね(^−^)

では次はウチワで仰ぐ時のことを考えて下さい。
取っ手の部分を持ったままただ腕を前に押し出しても風は起こりません。
でも取っ手部分を中心にウチワを仰ぐ(円運動させる)と凄い風が起こります。

ラケットも一緒でグリップ部分から円運動をさせ、さらにサーキュラースイング
の円運動を利用するとよりパワーがうまれる訳です。

でもこのサーキュラースイングは早いボールを真っすぐ(ネットぎりぎり)に
打とうとしたり、ケガなどで腕を痛めている場合などには上手く出来ないこと
があります。

ネットぎりぎりに打とうとするとどうしても腕が後ろから前に真っすぐ出ていくし、
ケガをして腕を痛めていると打つまでの一連の動作がどこかで止まってしまう
ことがある訳です。

大事なのは、円運動を止めないように一連の動作を連続的に行うこと!
そしてラケットヘッドを下げてから打っていくこと!

このサーキュラースイングをするとボールは山なりに飛んでいき、
結果的にネットの高いところをボールが飛んでいく訳です。

ネットの高いところを狙うのは、ネットしたくないって訳ではなくて
上手くサーキュラースイングを引き出してくれる結果をうむので
「ネットぎりぎりの早い球の方がいいじゃん!」って考えている人が
いるなら、ちょっとこのことに着目してみてもいいかもしれません(^O^)/

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