Jリーグの2ステージ制+ポストシーズン制のお話:その2

Jリーグから説明がない話で盛り上がってると言われてますが、

Jリーグの中西さんと、原強化委員長はJリーグラボで話をしているんですよね。

 

そして、このエルゴラ。

http://blogola.jp/p/26297/

http://blogola.jp/p/26297/2

http://blogola.jp/p/26297/3

http://blogola.jp/p/26297/4

 

分かりにくいので全ページのURLを書きました。

 

これだけしかないけど、これは読む価値あります。

最初だけ引用しておきますね。

※P2とP3の出だし。

 

P2はこんな始まり。

[インタビュー]Jリーグはなぜいま改革を進めるのか ~中西大介 Jリーグ競技・事務統括本部長に話を聞く

 

 

現状への認識を共有できるか
――今年の春に報道が出て話題となった2ステージ制およびJリーグの改革についてお話をお聞かせください。
 
「これまでJリーグの改革については、Jリーグ戦略会議(※)で3つの考え方を元に議論をしてきました。一つは、Jリーグのいま発生している“バグ”を取り除いていけば、まだまだ成長できるという考え方。大々的な工事を行うことではなく、道路の段差をなくしたり、カーブでミラーを付けたりすれば快適になるということです。
 
これはみんなで知恵を出し合って、改善策が140くらい出てきています。項目にまとめると20くらい。それらは積極的に手を打つことになっています。クラブ側も現状をしっかりと把握しているので、スピーディーに手を打とうという意識が醸成されてきました。では、その改善だけでリーグが発展していくシナリオを描けるのかというと、プロフットボールのビジネスである以上、世の中の環境に適応していかなければなりません。世界の中でわれわれが置かれている環境をどう認識するかでその考え方は変わってきます。その環境の認識を共有できるかが、今回はとても大切なフェーズでした」
 
※Jリーグ戦略会議:Jリーグの成長戦略について検討する会議。リーグやクラブの実行委員、各セクションの代表者などが一同に集い、2012年10月から2013年5月までの月1回と8月に開催された。

 

この後続きます。

 

 

 

P3の始まりはこう。

 

Jリーグを発信できる環境を作る

――そういった認識のもと、戦略会議が進められてきました。

「これだけインターネットで情報を得る時代になりましたが、日本の報道、スポーツニュースにおいてはテレビの威力は変わらず強い。特にライブのスポーツとニュースには力がある。

 

先ほど言ったような衛星放送市場を大きくするためにも、多くの人たちにJリーグ中継を周知することが大切になりますが、現在は難しい。そのためにも、『ナショナルコンテンツとしてのJリーグ』が必要とされているわけです。地域社会で存在感が増しているクラブはあります。それは日本サッカーにとって大変意義のあること。東日本大震災後のスペシャルマッチでJリーグの存在が受け入れられました。

 

その理由は、リーグの理念が素晴らしいと評価されたことに加えて、あれだけ華やかに“テレビに映るJリーグ”をリーチできる環境があったからです。ボクらの考え方が浸透するためには、その両方が必要なんです。まずローカルで必要とされることが大事で、その理念が日本中に浸透して意義あるモノとなり、それを“発信できる環境”に置くこと。
 

 

 もう一つは、一般層からの関心がものすごく落ちてきているというデータがある。競技場に足を運ばなくとも、Jリーグに関心を持ってくれている人の数というのは、スポンサーバリューにつながっています。この状態に早く手を打たないと、どこかで一気にリーグの価値が降下する可能性があります。
 

 

 これは、よくビジネスでいう、『ゆでガエルの法則』です。熱湯にカエルを入れると『熱い!』とすぐに飛び出てくる。では、ゆっくりゆっくりと水からゆでていって、だんだん熱くなっていくとどうなるか。カエルは逃げるタイミングを逸して死んでしまいます。観客数の微減、一般の人の興味が薄れている状況は、ある種の『ゆでカエル状態』にあるとも捉えられるのです」

 

――危機の一つ、観客数の微減について。これをどう分析されていますか?

 

「一般の関心がなぜ落ちているかも関係してきています。いまの日本サッカーは、ある種のパラドックスのサイクルに陥っています。国内スポーツへの関心は、野球にしてもサッカーにしても落ちてきていますが、その中でサッカー全体への関心のパイが変わっていないとすると、代表、海外、Jリーグ、なでしこという4つの選択肢がある。スポーツ紙を見ても以前は一面でJリーグ、一面で代表という扱いでしたが、ほかに興味の対象が出てきた結果、一番割を食っているのはJリーグであるとも言えます。全体のパイ自体が増えていないとすると、それぞれのコンテンツで分けることになりますから。海外組が増えた代表が一流。そして、海外のビッグクラブであるマンチェスター・ユナイテッドは一流。メディアは1番と2番は扱いますが、3番目となれば扱う量は少なくなる。例えば、月曜朝の情報番組で、勝ち負けや得点の有無に関わらず、香川真司や長友佑都の情報が流れます。前の日にJリーグをやっていたのにもかかわらず、ですよ」

 

 

以下も長めですが、読める量なので読むといいです。

こういうことが頭にないと、すたれた時にどうしようもないのと、コストやメディアの問題も身近に関係はあると思うので。

 

では。

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