「健全なナショナリズムは絶対に必要」
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おーろら
2007年07月31日 00:51 visibility110
シドニー五輪前にあった読売の新聞記事です。
「新世紀の五輪」と言う連載コラムでした。
当時から数年間、何かあると考えさせられました。
読売新聞さんに連絡したりもしました。ずっとHPに載っていて、そのURLを色々なところに貼ってました。今はなくなっちゃったんですよね。
書いた方はすごいです。
理想や夢ではなく、現実に起こっていることを取材して書いて、数年後の2007年に納得できる部分がある。また残念な部分もありますが。
以下が引用です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
女子バレーボールのシドニー五輪出場権をかけ、連日、熱戦が繰り広げられた世界最終予選。日本は1964年の東京五輪から続いてるいた五輪出場(不参加のモスクワ大会は除く)を逃した。
その最終予選開幕を4日後に控えていた今月13日、東京五輪で金メダルを獲得した”東洋の魔女”6人が、古巣の大阪府貝塚市のニチボー(現ユニチカ)体育館に集合した。米国の大手テレビ局五輪特集番組の取材のためだった。
故大松博文監督が打つボールを夜明けまで追った木造体育館の近くには、冷暖房つきの付きの体育館がたち、一般社員3,4人と相部屋だった宿舎も、個室の選手専用寮に変わっていた。
競技環境の改善振りに6人は36年の歳月を感じたが、一番の驚きは、最終予選で出場権を獲得できた場合、日本バレーボール協会がチームに支払う報奨金2000万円のことだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
後輩達が鼻先に”ニンジン”をつるされてまで狙った五輪切符を、魔女たちは辞退しようとしたことがあった。
「(東京五輪の2年前の)モスクワの世界選手権で宿敵ソ連を破り金メダルを獲得した時に、大松先生も私たちも引退する決意でした」。アタッカーとして活躍した寺山(旧姓宮本)恵美子さん(63)は「心身ともに限界だった」と言う。
ところが、引退のニュースが流れると、「やめるな」という世論が沸騰し、数千通もの投書が寄せられた。「ここでやめたら非国民だ、と言わんばかりの激しさだった」と、ニチボーのバレー部長だった川崎安夫さん(82)は打ち明ける。
三日三晩寝ずに相談し、魔女たちはコートに戻った。
待っていたのは「金メダル以外なら最下位も同じ」という大松監督の以前にも増して厳しい特訓だった。魔女たちに課されたプレッシャーは、「五輪を楽しむ」と発言できる最近の選手の日ではなかった選手の比ではなかった。
「体格に劣る日本人選手がほとんど、大きな外国チームを破る姿を見て、国民は熱狂した。東京五輪は単なるスポーツの祭典ではなく、日本の復興を海外にアピールし、日本人の自信を回復するための国家的行事だった」。川崎さんは振り返る。
時代は変わり、野球の大リーグやサッカーのセリエAなど、海外のスポーツをテレビ観戦できるようになり、日本のファンはスポーツをエンターテイメントとして楽しむことを覚えた。
五輪も国威高揚の色彩は薄れ、日本の勝敗にこだわらず、素晴らしいプレーに拍手する人が着実に増えている。
しかし、こうした観客の無国籍化について、スポーツライターの玉木正之さんは「国内のスポーツを衰退させかねない」と危機感を募らせる。
面白さでは、国内スポーツは”外国製”にかなわない面がある。
玉木さんは「健全なナショナリズムは、スポーツの発展には不可欠」と言い、「地域のスポーツクラブなど草の根スポーツを通じて競技人口を増やさないと、将来、高い放映料を払って日本人選手がほとんど出ない五輪を観戦することになりかねない」と警告する。
福島県いわき市では、寺山さんの旧姓を冠した「宮本杯 小学生バレーボール大会」が毎年開かれている。21年前に、寺山さんが地元の子供達を指導したのが縁で始まったものだ。
「いつかは大会から五輪選手が育ってくれたら」。
寺山さんは当初、そんな希望を抱いていたが、最近はあきらめかけている。
と言うのも、大会で活躍した選手達が中学、高校と進学する過程で、スポーツをやめてしまうからだ。「つらいことや汗を流し努力することが敬遠されているようで・・・・・・」
新世紀の五輪の舞台で、日本人選手の活躍を見ることができるのか。我々は今、その岐路に立っているのかもしれない。
以上。。。
↑ ↑ ↑
これを書いた人は、何がきっかけで書いたのだろうか?
「Jリーグなんてつまんねーよ。やっぱイタリアだよなあ」
そういう会話は悪くは無いんだけど、自分達の国を大切にしないレベルでの先行した話がたくさんあったのを見ていて書いたのではないだろうか??
そのくらいの話が街中で良く聞かれたのが2000年くらいだったかも。
ひょっとしたらそういう事か?
それとも、バブル後、元気の無さを若者達にも感じたからなのか???
親の目線から世間を見て、警鐘を鳴らしたかったのか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まあ、自分だけのことのみの発言をさせていただくのであれば、
「川崎フロンターレ応援していて良かった」
で良いんですけど・・・。
※「おらが地域」、「一生懸命」、「Mind−1☆」ですからね(笑)
かと言って、川崎のサポーターも代表に目を向けるまでは色んな体力がないのが現状。僕だって全部は見に行けないというような物理的、金銭的な問題も含めてですが・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
時代なんだろうなあ。
この記事で言われている「スポーツをやめてしまう」ようになった世代って、今年のサッカー日本代表(来年U-23)北京五輪世代くらいかも。
同世代の人がスポーツに冷めていたら、盛り上がらないだろうな。同世代の応援がないと盛り上がらないよ。
この文章を書いているオーロラは、これまた新聞の記事(朝日新聞の連載)からの言葉ですが、いわゆる、「ロストジェネレーション」と呼ばれる世代。
この世代はアトランタやシドニー世代、そしてまあアテネ世代もかな???みんな同世代には思い入れあったけどなあ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この後はどうなるんでしょうね。
各世代になんていう呼び名が付くのかな?
サッカーだけでなく、色々なところで元気な人って居なくなってしまうのかな???
厳しい事を言う人の気持ちや理由も「なぜ?」って耳を傾けないと、「自分や周りはそんなこと無い」
と言っていても、後々降りかかると思います。
「損得世代」なんてね。
コミュニケーションが全く無いやり取り多いでしょ?
お子さんいらっしゃる方、プレッシャーかかる時代だと思います。本当に。
オーロラの話は難しいって言われるんだけど、少しは聞いてくださいね。
※効いて下さいね(汗)
「新世紀の五輪」と言う連載コラムでした。
当時から数年間、何かあると考えさせられました。
読売新聞さんに連絡したりもしました。ずっとHPに載っていて、そのURLを色々なところに貼ってました。今はなくなっちゃったんですよね。
書いた方はすごいです。
理想や夢ではなく、現実に起こっていることを取材して書いて、数年後の2007年に納得できる部分がある。また残念な部分もありますが。
以下が引用です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
女子バレーボールのシドニー五輪出場権をかけ、連日、熱戦が繰り広げられた世界最終予選。日本は1964年の東京五輪から続いてるいた五輪出場(不参加のモスクワ大会は除く)を逃した。
その最終予選開幕を4日後に控えていた今月13日、東京五輪で金メダルを獲得した”東洋の魔女”6人が、古巣の大阪府貝塚市のニチボー(現ユニチカ)体育館に集合した。米国の大手テレビ局五輪特集番組の取材のためだった。
故大松博文監督が打つボールを夜明けまで追った木造体育館の近くには、冷暖房つきの付きの体育館がたち、一般社員3,4人と相部屋だった宿舎も、個室の選手専用寮に変わっていた。
競技環境の改善振りに6人は36年の歳月を感じたが、一番の驚きは、最終予選で出場権を獲得できた場合、日本バレーボール協会がチームに支払う報奨金2000万円のことだった。
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後輩達が鼻先に”ニンジン”をつるされてまで狙った五輪切符を、魔女たちは辞退しようとしたことがあった。
「(東京五輪の2年前の)モスクワの世界選手権で宿敵ソ連を破り金メダルを獲得した時に、大松先生も私たちも引退する決意でした」。アタッカーとして活躍した寺山(旧姓宮本)恵美子さん(63)は「心身ともに限界だった」と言う。
ところが、引退のニュースが流れると、「やめるな」という世論が沸騰し、数千通もの投書が寄せられた。「ここでやめたら非国民だ、と言わんばかりの激しさだった」と、ニチボーのバレー部長だった川崎安夫さん(82)は打ち明ける。
三日三晩寝ずに相談し、魔女たちはコートに戻った。
待っていたのは「金メダル以外なら最下位も同じ」という大松監督の以前にも増して厳しい特訓だった。魔女たちに課されたプレッシャーは、「五輪を楽しむ」と発言できる最近の選手の日ではなかった選手の比ではなかった。
「体格に劣る日本人選手がほとんど、大きな外国チームを破る姿を見て、国民は熱狂した。東京五輪は単なるスポーツの祭典ではなく、日本の復興を海外にアピールし、日本人の自信を回復するための国家的行事だった」。川崎さんは振り返る。
時代は変わり、野球の大リーグやサッカーのセリエAなど、海外のスポーツをテレビ観戦できるようになり、日本のファンはスポーツをエンターテイメントとして楽しむことを覚えた。
五輪も国威高揚の色彩は薄れ、日本の勝敗にこだわらず、素晴らしいプレーに拍手する人が着実に増えている。
しかし、こうした観客の無国籍化について、スポーツライターの玉木正之さんは「国内のスポーツを衰退させかねない」と危機感を募らせる。
面白さでは、国内スポーツは”外国製”にかなわない面がある。
玉木さんは「健全なナショナリズムは、スポーツの発展には不可欠」と言い、「地域のスポーツクラブなど草の根スポーツを通じて競技人口を増やさないと、将来、高い放映料を払って日本人選手がほとんど出ない五輪を観戦することになりかねない」と警告する。
福島県いわき市では、寺山さんの旧姓を冠した「宮本杯 小学生バレーボール大会」が毎年開かれている。21年前に、寺山さんが地元の子供達を指導したのが縁で始まったものだ。
「いつかは大会から五輪選手が育ってくれたら」。
寺山さんは当初、そんな希望を抱いていたが、最近はあきらめかけている。
と言うのも、大会で活躍した選手達が中学、高校と進学する過程で、スポーツをやめてしまうからだ。「つらいことや汗を流し努力することが敬遠されているようで・・・・・・」
新世紀の五輪の舞台で、日本人選手の活躍を見ることができるのか。我々は今、その岐路に立っているのかもしれない。
以上。。。
↑ ↑ ↑
これを書いた人は、何がきっかけで書いたのだろうか?
「Jリーグなんてつまんねーよ。やっぱイタリアだよなあ」
そういう会話は悪くは無いんだけど、自分達の国を大切にしないレベルでの先行した話がたくさんあったのを見ていて書いたのではないだろうか??
そのくらいの話が街中で良く聞かれたのが2000年くらいだったかも。
ひょっとしたらそういう事か?
それとも、バブル後、元気の無さを若者達にも感じたからなのか???
親の目線から世間を見て、警鐘を鳴らしたかったのか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まあ、自分だけのことのみの発言をさせていただくのであれば、
「川崎フロンターレ応援していて良かった」
で良いんですけど・・・。
※「おらが地域」、「一生懸命」、「Mind−1☆」ですからね(笑)
かと言って、川崎のサポーターも代表に目を向けるまでは色んな体力がないのが現状。僕だって全部は見に行けないというような物理的、金銭的な問題も含めてですが・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
時代なんだろうなあ。
この記事で言われている「スポーツをやめてしまう」ようになった世代って、今年のサッカー日本代表(来年U-23)北京五輪世代くらいかも。
同世代の人がスポーツに冷めていたら、盛り上がらないだろうな。同世代の応援がないと盛り上がらないよ。
この文章を書いているオーロラは、これまた新聞の記事(朝日新聞の連載)からの言葉ですが、いわゆる、「ロストジェネレーション」と呼ばれる世代。
この世代はアトランタやシドニー世代、そしてまあアテネ世代もかな???みんな同世代には思い入れあったけどなあ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この後はどうなるんでしょうね。
各世代になんていう呼び名が付くのかな?
サッカーだけでなく、色々なところで元気な人って居なくなってしまうのかな???
厳しい事を言う人の気持ちや理由も「なぜ?」って耳を傾けないと、「自分や周りはそんなこと無い」
と言っていても、後々降りかかると思います。
「損得世代」なんてね。
コミュニケーションが全く無いやり取り多いでしょ?
お子さんいらっしゃる方、プレッシャーかかる時代だと思います。本当に。
オーロラの話は難しいって言われるんだけど、少しは聞いてくださいね。
※効いて下さいね(汗)
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- 事務局に通報しました。
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