24勝20敗2分の3位で交流戦へ
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akemi1234567890
2015年05月26日 00:28 visibility124
開幕前の下馬評からするとよくやっていると言えるのかもしれないが、
正直もっと勝てたなー、という印象。
まあ、野球評論家なんてデータ解析のプロでもなく
前年の順位と補強だけ見て適当に予想をしているだけで、
自分が解説を担当した試合以外はろくに見てもいないから
下馬評自体があてにならないんだけれどね。
自分としてはオープン戦で一定の手応えを感じたし、
開幕後は良い方の誤算も多かったので
最終的な順位はさておき開幕ダッシュには成功するかも
と思って見ていました。
まあ、実際5月の前半までは首位に立ったりしたわけだけれど
この時点までにもっと貯金を積み上げることはできたと思う。
今は投打ともに開幕からここまででは一番悪い状態になってしまったけれど
いずれはこうなることも予想できたこと。
好調時にもっと堅実に行かねばねえ。
開幕からここまでの状況を振り返って見ましょう。
【誤算】
・岸、雄星が開幕に間に合わず
・新外国人セラテリ故障で開幕メンバーから外れる
・栗山大不振。4月は打率1割代でゲッツーを量産
・案の定というべきか、メヒア不振
・昨年覚醒したかに見えた宮田がオープン戦でピッチャー返しの打球を足にあてて離脱
・抑え候補の新外国人ミゲル・メヒアがノーコンの上クイックに全く対応できず使いものにならない
【うれしい誤算】
・秋山君がオープン戦の好調を維持し、3-4月で40安打を打って月間MVPに
・オープン戦で調整不十分だった牧田が例年通り春先無双
・オープン戦で覚醒したかに見えた野上がそのまま魔法が解けずにシーズンイン
・岩尾と武隈も昨シーズンの魔法が解けていなかった
・郭、ルブラン、バスケスの新外国人3投手がそれなりに戦力に
・マッキーと同じくオープン戦でイマイチだったあさむも問題なく活躍
・三振かホームランのオカワリ君がクラッチヒッター化で殊勲打を量産
・森君が天才だった
・金子の守備力が大幅に向上
・銀ちゃんが一時的に謎のクラッチヒッター化
誤算とうれしい誤算を並べてみると、うれしい誤算の要素の方が多かったわけで
まあ、そりゃ勝つでしょう。
しかし、栗山、メヒアという主力打者がしゃれにならないレベルでの不振で打線を分断していたため、
リードオフマンの秋山君が生涯で一度きりかも、というほどの好調だったわりには点が取れなかったし、
首位を独走できたわけでもない。
もっと打順の組み換えや、栗に関してはバントのサインを出すとか柔軟な采配もあって良かったと思う。
またオカワリ君のクラッチヒッター化も、
せっかく秋山君が出塁しても栗がゲッツーでランナーを掃除してしまうために
あさむチャンスメイク→おかわりが返すという役割になってしまったという「苦肉の策」の結果であって、
おかわり君のチームバッティング自体は非常に素晴らしいものではあるけれど、
本来それはあさむの仕事だったんだよね。
だからある程度点は入っていても大量点にはならない。
聞けば、昨年の5位という結果とそれに伴う今期のライオンズの低評価に関しては
栗とおかわり君が一番くやしがっていたそうだ。
「俺たちはこんなもんじゃない」と人一倍くやしがっていた二人は、
開幕から結果を出すことで周囲を見返したかったようだが、残念ながら栗は不振に。
だからこそ、その分オカワリ君が右打ち軽打(と言ってもフェン直ツーベースとかだけれど)
に徹してくれたのではないだろうか。
オカワリ君がレギュラーに定着して以来、
中島→浅村(栗山)と言った勝負強いバッターが常に自分の前を打っていたお蔭で
オカワリ君はある意味ホームランに特化してバットを振りまわすことができていた。
ただ今年の4月に関しては、もっと強い意志を持って貪欲に勝ちにこだわったバッティングに徹していたように思う。
もちろんそれは本来の4番の仕事かもしれないが、
西武ドームの屋根の丸みとほぼ同じ高さ・軌道で大きな弧を描くホームランを打てるのはオカワリ君しかいないわけだから、
オカワリ君がもっとホームランを狙えるシチュエーションを作って欲しかった。
バントでもエンドランでもいい、出塁しまくっていた秋山君を得点圏に進めることができれば、
あさむの能力からすればかなりの確率で点を獲ることができたと思うし、
その上でオカワリ君がホームランを狙えれば、大量点にもつながり、もっと勝てたと思う。
4月のオカワリ君の状態はかなり良かったように思うだけに残念である。
タイトル争いで代表戦で全く打たないJAPANの4番・中田の後塵を拝する形になってしまったし・・・。
ってかなんでオカワリ君を差し置いて中田ごときがJAPANの4番を打っているのか、
合理的な説明がなされていないよね。
そりゃ野球後進国のヨーロッパ代表に負けるのも止むなし、ですわ。
さて、そんな時期を経て今の状態は、というと
・岸、雄星が開幕に間に合わず
→雄星合流。しかし毎回試合開始から全力投球でかつノーコンで球数がかさむので、イニングを食えない。
4試合に投げて未だ勝ち星なし。
岸君は来月の中日戦当たりに合流の模様
・新外国人セラテリ故障で開幕メンバーから外れる
→1軍に合流も攻守ともに戦力になりそうにない。
ライトの守備も不慣れなようだし、バッティングでは変化球についていける気配なし。
スイングだけ見ているとパリーグのピッチャーの打席かと思う。
・栗山大不振。4月は打率1割代でゲッツーを量産
→5月に入って状態を上げてきた。
まあ、そうなるとは思っていただけに4月の戦犯化しているのが逆に気の毒。
・案の定というべきか、メヒア不振
→5月に入って上げてきたかに見えたがまたもや不調に。
足の状態が良くないみたいなので、そのせいか?
相手が研究してきた、という類のものではないと思う。
・昨年覚醒したかに見えた宮田がオープン戦でピッチャー返しの打球を足にあてて離脱
→1軍に合流。ソフトバンク戦では大きな仕事をした一方で、ノーコンで試合を壊したことも。
まあ、期待値から大きく外れてはいない
・抑え候補の新外国人ミゲル・メヒアがノーコンの上クイックに全く対応できず使いものにならない
→1軍に合流。セットは多少改善されたといっていいのか?
いずれにしろノーコンは相変わらずだしバント処理を一つをとってみても野球に対する意識が低いと思う。
なんでこれで台湾のセーブ王になれたのか?
セラテリ同様、戦力になりそうにない。
・秋山君がオープン戦の好調を維持し、3-4月で40安打を打って月間MVPに
→さすがに冷えてきた。並みの3割打者に
・オープン戦で調整不十分だった牧田が例年通り春先無双
→ある程度試合は作れるがコントロール悪化で球数かさむように。
毎年交流戦で持ち直すが今年はどうか?
・オープン戦で覚醒したかに見えた野上がそのまま魔法が解けずにシーズンイン
→打球を足に受け離脱、背中のはりで離脱。2度の離脱で魔法が解けた。
試合は作れるが、まあ普通のローテPかな
・岩尾と武隈も昨シーズンの魔法が解けていなかった
→武隈は今も好調。どうでもいいところではボチボチやられているが、ここぞというところでは抑えている。
一方岩尾は使われ過ぎて疲労がたまり、ストレートのキレが無くなってしまった。
一度ファームに落ちて昨日再登録。早速使われて試合を壊してしまった。
もうちょっとファームで休養させるべきだったんだろうけれど、
他にビハインドでいけるピッチャーもいないからと早期に上げすぎた。
岡本洋介もホームラン打たれ過ぎではあったが、ロング用に残しておいた方が良かった。
敗戦処理のピッチャーの使い方はもうちょっと考えて欲しいと思う
・郭、ルブラン、バスケスの新外国人3投手がそれなりに戦力に
→郭はチェンジアップの調子がいい時は使えるが、その調子そのものがかなり波があるようだ。
それなりに球速も出ているので、もっと下半身を鍛えてコントロールが安定すれば、
チェンジアップが使えない日でもストレート中心の組みたてでいけそうなんだけれど。
いずれにしろ、本来は即戦力ピッチャーではないのだと思う。
しかし、大人の事情により優先的にローテPとして使われるようだ。
ルブランは左手で投げるピッチャーであればある程度抑えられる楽天と
メジャーのマウンドに近いと言われる札幌ドームで好投。環境に左右されるタイプか?
球が低めに集められる日と高めに浮く日の差が激しく、かつての十亀くじのようなピッチャーのようだ。
郭、ルブランに共通して言えるのが、悪いなりに試合を作るということができないということ。
早々にノックアウトされてしまうため、中継ぎに負担がかかり過ぎてしまう。
で、それが、上記の岩尾やバスケス、岡本洋介の酷使につながる。
可能であれば、この二人は二人で1ローテと考え、
登録と抹消を繰り返して相性に合わせて使いわけたいところだが、
西武ベンチはそんなことやらないんだろうなあ・・・。
バスケスも岩尾同様投げさせ過ぎた。
それもこれもイニングを食えない先発陣が悪い。
1週間に1回しか仕事をしないくせに、やれ爪が割れただの背中が張っただのと言ってローテを飛ばすし
岸に至っては1球も投げていない。
今の先発陣である程度勝ちを計算できるのは十亀のみ、
これにここまで離脱なく、必ず試合は作っている牧田までがギリギリ合格点で
あとの先発は皆問題大ありである。
反省して欲しい。
一時的にでも首位に居られたのは、ピッチャー陣では岩尾とバスケスが便利屋として機能していたことが大きかった。
逆に言えば、この二人の復活なくして再浮上は難しいだろう。
岸君の合流にも期待をしたいが、心待ちにしていた雄星の状態がアレである。
過度な期待は禁物と言ったところだろう。
・マッキーと同じくオープン戦でイマイチだったあさむも問題なく活躍
→今現在NPBの野手で3本に指に入るくらい好調なのではないだろうか。
今一番欠けられると困る選手で、2013年のように浅村だけ打線になりかねない雰囲気すら感じる。
単純に今好調というだけでなく、
常にしっかりとした集中力とともに今何をすべきかを考えて打席に入っているのがよくわかる。
数字以上にチームに貢献してくれているライオンズの中心選手。
発言内容からも主軸としての自覚がしっかり伺える。
あさむがレギュラーに定着したのは3年目、まだ20歳のころだった。
まだやんちゃなお兄ちゃんという感じで、ヒーローインタビューでいらんフラグをたてて
その後負けて、ファンが激怒したりすることもあったなあ。
あれから4年。
一人の青年の成長をずっと見守ることができて幸せですわ。
素晴らしい選手に成長してくれてありがとう。
ライオンズに入団してくれてありがとう。
あさむが出て行ったら、マジへこむなー。
ライオンズファン辞めるかもしれない・・・。
・三振かホームランのオカワリ君がクラッチヒッター化で殊勲打を量産
→調子を落としていたが、ここにきて少し上がってきたか?
・森君が天才だった
→残念ながら冷え気味。
もちろん、森君が天才であることには異論はなく、
シーズンをトータルで見れば高卒2年目としては記録的な成績を残しそうだが、
今現在調子を落としているのも事実。
ライオンズ自慢の森君の絶好調の姿をセリーグファンの方々にも見てもらいたかったのに残念。
・金子の守備力が大幅に向上
→守備にスランプはないが、バッティングに関してはもっと安定感が欲しい。
特に高めのボール球をあっさり打ち上げられるとイライラする。
好きなところなんだろうけれど、手を出していい場面かどうかもっとしっかり判断して欲しい。
大卒と高卒の違いがあるとは言え、同じ年のあさむとあまりに力量が違いすぎる。
性格はプロ向きだし、たまに謎の勝負強さを見せたりと良い所もいっぱいあるので、もう一皮むけて欲しい。
今期ショートのレギュラーとして定着し、背番号7を受け継いで欲しい。
・銀ちゃんが一時的に謎のクラッチヒッター化
→残念ながら確変終了。せめてチャンスでは右への意識をもって長くボールを見て欲しい。
毎回結果を出せとは言わないから・・・。
守備面では非常に助かっています。
3・4月→ピッチャー好調、秋山好調、5月前半→打線絶好調である程度勝ってきていたのが、
全体的に微妙になってきた。
木曜日には西口さんが先発するようだが、正直救世主になれるはずもなく
打線はおかわり、森君の調子上げ待ち、ピッチャーは岸君の合流待ちと言ったところか。
正直、メヒアがここから調子を上げるというのはあまり期待できないと思う。
その場合、首脳陣は打線にメスを入れることができるのか?
打線全体に言えるのは、フォアボールを選らばなすぎ。
元々昨年までの西武打線というのは出塁率と長打力の高さで点をとってきたのに、
今年は早打ちが多く、フォアを選べていない。
昨年三振の日本記録を更新した影響もあるのだろう。
三振を減らそうをするあまり、早打ちになっている傾向はあると思う。
その割には十分三振も多いけれど。
確かに見かけ上はチーム打率が高くて強力打線に見えるが、
フォアを選べないと打線が不調に陥った時に一気に点が取れなくなってしまう。
今年は日ハム打線が去年までに西武化をしていて、実際点も取れている。
急に選べと言われても無理なものは無理だろうし、
今年のゾーンではみのさんになってしまうリスクもあるが、
日ハムのようにやれているチームもある。
特にクリに関してはオープン戦の時から、
フォアを選ぶよりは打って行こうという姿勢が見えて違和感を感じていた。
今は打撃が上がってきたのでそれでもいいが、4月ごろはもっと選んでくれ、と思っていたのも事実。
まあ、森君とメヒアは仕方ないとして、栗はもちろん、おかわり君ももっと選べるのではないだろうか。
あとはバスケスと岩尾が4月の調子を取り戻せるか。
それが無理だった場合は岸君が合流してもせいぜい5割で行けるかどうかの結果しか出ないだろう。
だからこそ、5月中旬までに貯金を10ぐらい作っておきたかったし、できたと思うわー。
まあ、今更言っても仕方ないけれど。
岸君が先発に入るわけだから、先発から1枚中継ぎに回すか。
現実的なのはルブランか?
本当はすさまじいストレートを投げているがイニングを食えない雄星に中継ぎに回って欲しいけれど。
これも大人の事情で無理なんだろうな。
雄星が中継ぎに回れば、楽天の松井君みたいになりそうなんだけれどなー。
豊田が復活できれば大きいと思うがどうなるか?
- 事務局に通報しました。
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