昨日球団と審判団の話し合いが行われたということでいくつか記事が出ています。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170828-01878915-nksports-base preprocess
まず、8月10日オリックス戦で菊池が一連のモーションになっていない旨を審判団に指摘されてから、2度目の反則投球を宣告された同24日ソフトバンク戦まで、具体的な問題点の指摘がなかったことについて確認。友寄審判長は、責任審判から球団側にすでに伝えられているものだと思い込んでいたと謝罪した。
さらに、5月12日オリックス戦で、菊池が審判から個人的に反則投球の可能性を指摘されていたことは、審判内で全く共有されていなかった。友寄審判長による反則投球の宣告をするまでに複数回注意してきたという趣旨の発言も訂正された。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170827-00000280-sph-base preprocess
辻監督、土肥投手コーチ、鈴木球団本部長と“5者会談”に臨んだ菊池は「ルールがある以上、それに従う」と話し、NPBに対して3つの質問を行ったと明かした。
〈1〉球団への説明の徹底
菊池は5月12日のオリックス戦(ほっと神戸)のイニング間に真鍋球審から「(反則投球に)気をつけろ」と伝えられ、すぐ球団に報告したが、NPBから球団に注意があったのは8月11日。菊池は「イニング間に言ったことが注意に当たるならば、球団にも注意喚起してほしい」と求めた。
〈2〉判定理由を明確に
8月11日に注意を受けた球団は、改善点を確認したが具体的な回答はなく、「(右足の)動きに段がついている」と説明されたのは同24日のソフトバンク戦(ヤフオクD)後。友寄審判長からは「責任審判が伝えているつもりだった。申し訳ない」と謝罪があったという。
〈3〉判定基準の統一
反則投球の基準について、NPBは「最終的には審判の判断」と回答。菊池は「選手によっては一発で取られるケースも出ている。(審判)個人による差異がないようにしてほしい」と求めた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170827-00000131-spnannex-base preprocess
(1)5月12日のオリックス戦(ほっともっと神戸)で真鍋球審から「(反則投球の)ギリギリやぞ」と言われて首脳陣に伝えたが、その後になぜ球団になぜ正式な説明がなかったか。(2)8月10日のオリックス戦(京セラドーム)で東一塁審判に投球練習中に「(投球フォームが)アウトやな」と注意されたが同戦で反則投球を取られず、翌日に改善点を求めたところ具体的な説明がなかったこと。(3)他の投手は1発で注意されて改善点も審判団から具体的に説明を受けている投手もいる。菊池の場合はなぜ改善点を説明してもらえなかったのか。ルール運用の明確な基準についての3点だった。
https://mainichi.jp/articles/20170828/k00/00m/050/080000c.amp preproces
反則投球問題で審判長謝罪
毎日新聞 2017年8月27日 21時20分(最終更新 8月27日 22時53分)
西武の菊池が2段モーションの反則投球宣告を受けたことに関し、日本野球機構(NPB)の友寄正人審判長が27日、本拠地・メットライフドームを訪れ、球団側と事実関係を確認した。
菊池は5月の登板時に反則投球の可能性を審判員に指摘されたが、注意を受けたのは今月10日のオリックス戦での投球を受けた翌11日が初めて。その際も具体的な問題点に審判員は答えず、17日の楽天戦と24日のソフトバンク戦で反則投球を宣告され、その後、問題点の説明があった。
当初説明がなかったことについて友寄審判長は「申し訳なかった」と謝罪し、改善する姿勢を示したという。菊池は「(反則投球ではないとされる)4月のフォームに戻す。次回登板に集中したい」と話した。【谷口拓未】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170827-00000050-asahi-spo preprocess
菊池の認識では、初めて注意を受けたのは5月12日のオリックス戦(ほっともっと)。イニング間のマウンドへ向かう際に、審判から「ギリギリやな」などと声をかけられた。
その後は8月10日のオリックス戦(京セラ)の試合中に、塁審から「気をつけろ」と言われた。翌日のロッテ戦(ZOZOマリン)の際に投手コーチや球団本部長が呼ばれ、初めて公式に注意喚起されたという。
ただ、このときも、最初に「反則投球」と判定された17日の楽天戦(メットライフ)の後も、「具体的にどこが」という説明はなかったという。菊池は「教えて欲しいと言ったら、『答えられない。どこが悪いとは言えないよ』と」。
個人的にはこの結果にある程度満足をしている。
審判長からここに至るまでの過程や最初の発言に誤りがあったことのお詫びを引き出せている。
一連の問題の背景には審判の選手や球団に対する見下しがあるのではないか?西武という弱小球団だから舐められているのかもしれないが、だからこそ正式に抗議し、お詫びの言葉を引き出せたのは良かった。球団が雄星を守ろうとして戦ってくれたことは嬉しく思う。
しかし雄星が若いとはいえ、違反フォームを指摘するのに、なんでタメ語?イニング間の立話?
審判長がしゃしゃってきて、もっともらしく自分たちに否が無いような言い方をしておきながら、追及して始めて審判団で情報共有ができておらず、審判長の発言にも誤りが多かったことを認めた。審判長でこれだから、日本の審判はレベルが低いと言わざるを得まい。こんなんビジネスの世界なら取引停止だわ。
私も専業主婦になって4年たつが、それまでは長く上場企業の管理職を努めていた。その立場においての発言の一つ、判断の一つにどれだけ慎重になったか。私の判断一つで部下や取引先の担当者の人生が変わり、株価に影響を与え、多数のステークホルダーに損害を与えかねない。
それだけの覚悟をもってやっていた。
プロ野球の審判にはそれ以上の覚悟をもってことにあたっていただきたい。あなたがたは一つの試合の勝敗のみならず、そこから派生するチーム成績、選手生命、そしてたくさんの野球ファンの思いを背負っているわけだから。
そして友寄審判長とやら。
球団だけじゃなくファンにも詫びんかい!
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