二段モーション問題を再度考えてみた

一晩たって再度雄星の二段モーション問題について考えてみましたが、やはり全く納得がいきません。

 

論点を整理してみます。

 

まずミクロの問題から

 

・西武側が注意を受けたという時期と審判側が主張をしている時期が一致していない。誰が嘘を言っているのか。

少なくとも8月17日の1回に球審が雄星に注意をした、というのは審判サイドの嘘。私自身が現地ではっきり見ている。

 

・西武フロントは「球団に対しては何も事前に通告が無かった」と抗議していることから考えて、審判が行った事前の注意というのは立ち話程度のものと思われる。事前の注意を軽視した西武側も問題はあるが、軽視されるような注意しかしておらず、突然試合で違反投球を取るという経緯は正しいのか否か。事前注意を軽視した西武側に問題があるのと同様、公式戦にて突如ボークを宣告することの影響の大きさを審判団は理解できていなかったのではないか?

 5月に口答注意→改善がみられない→警告を与えるなどの段階を踏むことはできなかったのか?

先日ペーニャが2塁への危険スライディングで警告留まりだったが、警告と違反の境い目はどこなのか。

 

・8月のこの時期まで引っ張った理由は何なのか?5月に違反を認識したのであれば、その時に取れば良い。好意的とらえば猶予を与えたということだろうが、外国人のボークに同様の猶予はあるのか?無いのであれば、人種差別なのか?

悪意でとらえれば、あえてこの時期だからこそ問題を掘り起こしたようにも見える。今の時期、雄星をつぶせば得をする人たちがいる。こういう邪推を避けるために、試合が始まってからのノーゲームの判断や9月以降の試合前の開催判断は主催者ではなく審判に委ねられているのではないか。今回のことも同様に影響が大きい案件であり、もっと慎重に運用すべきだったと思う。

もっと言えばはっきりと悪意があるのではないか。

特定球団の関与ははっきりと否定できるのか?

そこまでではないにしろ、「言うことをきかない雄星と西武は生意気。見せしめや」という悪意は無かったのか?

この時期に通告する影響の大きさを考えなかったのか?

単に雄星と西武憎しの感情だけが先走り、何も考えていないだけなのか?

 

マクロの問題としては

そもそも二段モーションとは何か

禁止の必要性はあるのか?

ということだ。

 

この記事はかなり共感できる点が多いので、

ご参考まで

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170826-00000001-wordleafs-base preprocess

 

国際基準に合わせるという始まった二段禁止だが、

そもそもそれが国際基準だったのか、

という点がまず一つ。

WBCでもMLBでも現在の雄星のフォームは問題無いと言われている。

では何のための二段禁止なのか?

 

同じく国際基準に合わせると始まった統一球もうやむやのうちに反発係数が元に戻っていった。

ただ統一球は全球団同じ条件だからまだいい。

 

問題は二段は明確な基準がなく、

審判の主観に委ねられていることであり、

やりようによっては特定の投手、チームを狙い打ちすることもできる。

ストライクゾーンは審判・試合によってマチマチだし、悪意を感じることもしばしば。アウトセーフの判定にしても誤診が頻発しているにも関わらず、審判が謝ることはない。

 

昨年のコリジョンの運用も酷かった。

キャッチャーを守ることに異論はないが、

試合・審判によって判断が異なる上、

球団サイドの理解にも差があった。

開幕前に12球団合同の説明会を行うとかオープン戦をケーススタディの場にして共通認識の醸成を図るとかやりようはあったと思うが、

キャンプで審判が各球団を回り、個別に説明を行っただけで見切り発車を行った結果、問題が頻発。

 

一端アップします。

続きあり。

 

部屋に入ってきた蜂を追い出すためにスマホを置いたら

1時間半かけて書いた追記が消えてしまった(´;ω;`)

 

また時間みつけて記載します。

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