ドラフト・北海道版黄金世代物語4

  • TTO
    2012年11月17日 13:04 visibility1710

好選手目白押し!!当時の注目選手とは[e3]


この日記のテーマはあくまでドラフト。
なので最後はドラフト指名選手を中心に当時の注目選手を振り返ってみたいと思います。
鍵谷陽平(北海高−中央大−2012日本ハムドラフト3位)

彼は当初、そこまで目立っていたわけではありませんでした。
一年生からベンチ入りしていたものの、実戦派のまとまった投手というイメージでドラフト候補というにはちょっと物足りない選手というイメージを受けたのを記憶しています。
しかし三年生になって印象が一変。140弱だったストレートが、最速147�にまで一気にアップ。
僕は北海道では、これほどのストレートはほとんど見た事が無かったので、彼なら全国でも十分通用するだろうと思っていました。
しかし、どうやら投球リズムが単調というか、タイミングが合わせ易い投手だったようです。道内では打ち返される事がほとんどなかったストレートが甲子園ではメッタ打ち。
球威は申し分無かっただけにちょっと勿体なかったような感じがしました。


伏見寅威(東海大四−東海大−2012オリックスドラフト3位)、花岡達也

伏見のバッティングは正に超高校級でした。道内では間違いなくNo.1だったと思います。しかし、彼はどうも素行に問題があったようで、弟の話だとデッドボールを喰らった時、「うおおぉい[e262][e734]」と怒りの雄叫びを発するなどの逸話の持ち主でなかなかのヤンキー君だったようです。

確か二年生から出ていたはずですが、最初は同学年の同僚・花岡の方が目立っていた。
ショート守備が絶品でした。バッティングもフルスイングが出来る選手で、長打力のある大型遊撃手として注目されてました。


小林勇人(北海高−駒大)

この小林は僕の弟とシニアで同期でした(札幌北シニア)。全国3位の実績があり、ベストナインにも選ばれたようです(西武に指名された、近田怜王がいたらしい)。
当時から非力でしたが、伸びやかな動きのショート守備で一年生からベンチ入り。最初は世代No.1遊撃手だったのではないか?
守備で名を売った選手でしたね。甲子園にも3番・遊撃で出場しましたが、緊張から本来の力は出せませんでした。


及川、青山(駒大岩見沢)
名前が出てきませんwww
僕はこの及川こそが、総合力で世代No.1野手だと思っていました。とにかく動作の中で軸ぶれが少なく、バランス感覚に優れていました。打撃ではミート感も良く、長打力も有る。守備では凡ミスが目立ちましたが、一時ショートをやっていた事からも解る通り、鍛えればかなりの大型選手に成るのでは?と感じていました。
青山は中学二年生の時に、岩見沢シニアで全国ベスト8まで勝ち上がった実績があります。当時は投手。高校ではセンターを守っていました。小柄ながら運動神経が良く、躍動感に溢れていました。足も速かったのですがやや大振りが目立ち、荒い印象の選手でした。

大累進(駒大苫小牧−道都大−2012巨人ドラフト2位)

及川と同じく、バランス感覚に優れていました。軽快なフットワークで守備範囲の広い遊撃守備に軸ぶれしないバッティング。現在もそれはあまり変わっていないようですね。
低めの変化球の見きわめに課題を残しますが、案外パワーも有ると思います。
後はプロの球に慣れる事が出来るかどうか。足も速く、バントが絶品なので面白い存在だと思います。

この辺で失礼します。これ以後の北海道は苦戦が続いていますが、全体のレベルが上がれば自然と全国でも結果を出せるはず。良い選手は地元にも結構いるので、期待したいと思います。
以上[e731][e731]

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