菊池雄星はなぜ大成しないのかを考えてみる。

  • TTO
    2016年03月13日 12:05 visibility468

ま、観てりゃ大体分かるとは思いますけど。


あれほど理想的な投げ方が出来るピッチャーっていないですよね。


特に腕の振りはホレボレします。


上半身の弾力性を作り出すのが非常に上手いですよね。

バネの使い方っていうかね。バランスも絶妙。

彼はほんとは何でも出来るタイプなんだと思いますね。

そんな菊池がなぜ大成しないのか?


まあチェンジアップの精度が上がれば特に難しい事考え無くても勝てる投手には成る。

。。とこれが一般的な見方だと思います。


ではなぜチェンジアップの精度が上がらないのか。

チェンジアップって肘を上手く使えないとコントロールが難しい球種。それに加えて肩甲骨周辺を緩ませる感覚が必要なんですね、多分。。


菊池は肘はまあまあなんですが、重心移動が激しいフォームをしており、肩甲骨周辺の過度の伸張の負荷がかかる。加えて力投型なので、緩ませるという感覚が分からない。だから制御が利かないのではないか。

松井裕樹もこれで最初のころ苦しみましたよね。現在は重心の使い方を変えた為、チェンジアップは決まるようになりましたが、肩甲骨の押し込みと力感が甘くなって、スライダーの威力が落ちてますが。

菊池は松井と違って縦軸一辺倒みたいな投手ではないので、そこまでする必要はないと思います。


たださっきも言いましたが、力投一辺倒のスタイルが変わってこない限りは難しいのかなと。


それにはやはり重心移動を緩ませる必要がある。

そうしないと肩甲骨を緩ませるという感覚はいつまで経っても分からないと思います。

あんなにぶんまわしていて緩い変化球なんか、制御できるわけがない。


それが出来ないのならリリーフに回るしかないんじゃないかなあ。


菊池のストレートって威圧感はあるけど意外と当てられる事多いんで、力で押し切るってのも意外と出来ないからアレなんですけどね。



個人的にはこんな感想を持っています。

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